週末の土曜日は暖かい日。突然思いついた。「冬の海を見に行こう！」
で、向かったのは船橋三番瀬である。葛西臨海公園や若洲は昨年行ったが、三番瀬は行ってないと気が付いた。
いつもの通り、江戸サイから水門を経て、原木を経由して三番瀬につく。
天候がよいせいか、家族連れもちらほらいる。とはいっても、冬なので、夏などに比べれば閑散としている。海の色も、少し鈍い。これが見たかった。
思えば、ここがスタートだったのだ。幕張の浜などに走りに行ったのは良いが、往復の千葉街道の交通事情の悪さ、ことに船橋あたりの道の狭さと渋滞にすっかり嫌気がさしていた。ところが、この船橋三番瀬を見に来たときに、偶然、二俣から湾岸道路の歩道に簡単に入れることを発見。これで、まったく自動車に悩まされることなく、江戸サイと花見川サイクリングロードがつながり、そこから帰路を探しながら桑納川や神崎川の谷津を発見。下総台地の細い谷津道、農道をたどって走るという新たな趣味を見つけた。おかげで、人生がまた楽しくなったわけだ。
そんなことを思い出しつつ、三番瀬の展望台から、沖合に浮かぶ貨物船を眺めた。まだまだ、楽しめるのはありがたいことだ。
次はどこへ行こうか？と考える。
木枯らしが終われば、自転車の季節なのだが、もう少しの辛抱かなと思うのだ。
