Single40'S diary

「40過ぎて独身で」と言ってる間にはや還暦のブログ

在日の部下と話した中国

私の会社にも、在日の人が働いている。
会社はビジネスをする場であり、政治信条を主張する場でないから、別に何国人だろうが、能力がありさえすれば良い。そういう制度に、日本ではなっているわけだから。

さて、その彼と、帰りに一杯やることになって、最近話題の中国の反日運動について話すことになった。
彼曰く、中国の反日運動がけしからん、と言う。
面白くなって、左翼みたく「それは日本の歴史云々~」と言ってみたら「いや、違う」と言う。
理由を訪ねるとシンプルだ。
「自分が生まれる前のことを、やられていない奴が、やっていない奴に反省しろと言ったって、できるわけがないですよ~。ま、あの国の国民は何も知らないし」
あ、なるほど、と思った。
つまり。
我々は戦争が終わって20年以上経ったところで生まれている。生まれる前のことを「反省しろ」と言われても、できるもんではない。自分がやっていないことを、どうやって反省するのか?
それで「反省」を言うのは、偽善者か、ためにする者だということになるだろ。
一方、反省を要求している側を見ていると、自分はおろか、親かヘタをすると祖父すら戦争被害を体験していない者達ばかりだ。つまり、自分は被害にあったわけじゃなかろ。

ただ、そこで考えたのだが「ホントに、太平洋戦争が悪いことだったなら、そいつらに年金を払っている俺たちが被害者なんじゃないか?くそじじいどもに、さっさと謝罪で切腹でもして貰うべき、じゃないの?」
と質問してみた。
「それは、たしかにそうかもしれないな。。。」
彼は、複雑そうな顔をして答えてくれたのである。
ううむ。なかなか難しいと思うのであった。
つまり。なかなか冷静な議論をする彼でも、ことが朝鮮に及ぶなら、また違う答えが返ってくることも、また理解できてしまうからである。

そして。日本人でしかない自分は、また違うことを言うのだろうしね。ううむ。。。