地獄のカオスと化していた江東15区補欠選挙ですが、立憲民主の酒井候補が順当勝ちを収めました。次点は須藤元気候補だったようで、さすがどぶ板の威力を見せつけましたね。政党単位の組織的支援があれば、おそらく、逆転もあり得たかも。まあ、今回のメンバーの中では、まともそうな人（笑）が上位となり、深川の民度を示した結果だといえるのではないかと。
それにしても、次点すらとれない維新はやばいかも。
例の選挙妨害ラップ承認欲求こじれ野郎は、当然の最下位ですが、得票率からいって供託金没収でしょう。彼も、一つだけ良いことをした、というわけです（笑）
他の選挙区の島根、長崎も立憲が勝利。自民党は、江東15区と長崎で不戦敗、保守王国島根に集中しましたが敗北となり、３戦全敗。さすがに衝撃でしょう。
支持率最低ラインを更新したのちも低位安定をしている岸田政権ですが、「岸田では勝てない」という話になると思います。順当にいけば、9月の総裁選でけりをつけて、新党首で衆院選に挑む、、、という図がありそう。
その前に「岸田おろし」が出るかどうかですが、最大の敵の二階氏を政治資金問題で引退に追いやったので、旗印がないんですよね。菅氏が単独で動いても、岸田おろしはできない。政治資金問題をうまく使って、政敵をことごとく追放した岸田さんの辣腕ぶりはすごい。低支持率に顔いろも変えずに、フツーに続投するでしょ、この人は。
ちょっと怖いですね。普通なら、とっくにメンタルやられて降板する場面なんですが、滅多打ちにあっても淡々と投げる敗戦処理投手のごとく。
しかし、この雰囲気。
なんとなく、あの政権交代が起きた時の、麻生政権末期に似ているような、、、気もするんですよねえ。。。
