「警視庁情報官 ハニートラップ」濱嘉之。
どうもリアルな描写だなあ、と思ったら、著者はほんものの元公安警察。どうりで細部に詳しいわけだ。
物語は、軍需産業や自衛隊のOBがあっさりと支那のハニートラップ(色仕掛け)に落ちて、機密の持ち出しに関与するところと、それをスパイ防止法のない日本の警察がどうやって追い詰めて逮捕するかが描かれている。
「支那でハニートラップにあった元首相」まで登場するのはお笑い。
まったく、しょうがねえ国だなあ。
「支那でハニートラップにあった元首相」まで登場するのはお笑い。
まったく、しょうがねえ国だなあ。
まあ、そういうわけなので、あまりくだくだしくストーリーを紹介しても仕方がない。
ハニートラップの仕掛け方など「なるほどなあ」という感じはある。
ま、世の男性は、多かれ少なかれ、みんなスキモノであるので、ちょいと美女が迫ればあっさり降参でしょう(苦笑)
ハニートラップの仕掛け方など「なるほどなあ」という感じはある。
ま、世の男性は、多かれ少なかれ、みんなスキモノであるので、ちょいと美女が迫ればあっさり降参でしょう(苦笑)
暴露ものというか、ルポとして面白かった。けど、小説としてはどうなんだろうなあ。
登場人物が多すぎるし、ストーリーの盛り上げもなく、ただ物事が流れていく感じ。
見せ場は、やっぱり最後の逮捕の手法あたりだけど。
評価はこの際、無星かな。
これは、小説としては、邪道だと思うんだよね。
登場人物が多すぎるし、ストーリーの盛り上げもなく、ただ物事が流れていく感じ。
見せ場は、やっぱり最後の逮捕の手法あたりだけど。
評価はこの際、無星かな。
これは、小説としては、邪道だと思うんだよね。
で、本書に出てきたハニートラップだけど、自分がその立場であれば、あっさりとひっかかる自信はある(笑)
美女の誘惑に勝てるほどの境地に、まだ至っていない。
というか、勝てそうな人を思いつかない。
よぼよぼ爺さんだって、若くて可愛い女性には愛想がよくなるもんだからなあ。
美女の誘惑に勝てるほどの境地に、まだ至っていない。
というか、勝てそうな人を思いつかない。
よぼよぼ爺さんだって、若くて可愛い女性には愛想がよくなるもんだからなあ。
この世は、根本的なところでは、やっぱり女性が動かしているのである。