Single40'S diary

「40過ぎて独身で」と言ってる間にはや還暦のブログ

エンド修正の効果

日曜日のこと。

最近、自転車の後輪の変速が今ひとつ決まらない。一速ずつあげても反応なし、三速あげるとイキナリ変速するぐらいである。

まあ、安いコンポを使っていると「あるある」な症状なのだが(クラリスだし)、それにしても、ずいぶんとひどくなった。そこで、シフトワイヤーの伸びを疑った。

メンテスタンドを取りだして、ちょこっとアウターケーブル側についている調整リングを回したら、、、妙な音とともに、シフトワイヤーが断裂してしまった。

調整リングをグルグル回すようなことはしてない。

なんだこりゃ、である。

仕方がないのでシフトワイヤーだけを買いに近所の自転車屋に行こうと思ったが、シフト関係は熟練の技があったほうが安定する。

そのまま自転車を持ち込んで、作業ごとお願いしてしまおうと考えた。

 

変速の効かない自転車だが、なあに、シングルスピード(変速なしのママチャリの親分だ)というだけの話、自転車をゆっくり漕いで自転車屋を探す。

すると、比較的あたらしい自転車屋さんを見つけたので、そこにお願いすることにした。ロードバイククロスバイクが中心のショップのように見える。

若いオーナーさんが出てきて、

「お、アラヤですね!フェデラルですか?」

「いや、ランです」

「ランかあ、珍しいですねー」

などと会話。この人、アラヤに詳しい。きけば、御徒町の裏のほうのあの店(すぐわかる)で10年働いたとのこと。そりゃ詳しいわけだ。

さっそくシフトワイヤーを替えてもらうと

「ありゃ?エンド曲がってますねー」

言われてみれば、、、、曲がっている!落車したときに打ったのだろう。

「あんまり何度もやるとマズイですが、、、エンド修正しますか?」

こんな機会はそうそうない。クロモリフレームのちゃんとエンド修正できるショップだった。

シフトワイヤー交換とエンド修正で、しめて3000円。なんと安い!

これで10年の熟練の技で調整してもらえるのだ。申し訳ないぐらいである。

 

さて、かくして修理が終わった愛車に乗ってみたら、たまげた。

変速が正確にスパスパ決まるのはもちろんである。

なんと、圧倒的にペダルが軽くなった。

おそらく、今までエンドが曲がっていたから、チェーンラインがヨジレていたのに相違ない。それで、余計な摩擦があったのだろう。

そこが真っ直ぐになったので、きれいにチェーンが回るようになったわけだ。

なんと、我が愛車の軽く走ることか!

素晴らしい自転車屋さんに感謝である。

新小岩の自転車やさん「さくちゃり」さん。

さくちゃり 新小岩の自転車屋 - ホーム | Facebook

これからは、この自転車屋さんを贔屓にすることになりそうだ。

 

まあ、自転車屋さんで新しいロードバイクを見たりすると、ついつい欲しくなるのだが、、、私好みの細いクロモリフレームのロードが、、、、いかんいかん、物欲はキリがないからなあ(苦笑)

煩悩いまだ多し、なのですなあ。