そろそろ良い季節になってきて、いよいよ自転車シーズンなのだが、なかなか出撃せずにいる。理由は単純で、おそらく年齢からくる体力の低下であろう。
今のうちに、もう少し、週末100kmライドくらいはできるのではないかと思う。
先日の手賀沼往復80Kmで結構くたびれているようでは、ちょいと寂しい。
ワンデーのサイクリングで距離を走るならロードレーサーですが、昔乗っていたが、どうも、あれは私には合わなかった。たしかに距離は走れるが、立ちゴケはするわ、あとで妙に体中が痛くなるわ、あまり楽しくなかったなあ。
で、ランドナーに戻ってしまったのである。
そのランドナーも、ここのところ、すっかり通勤専用自転車と化しているので、まったくメンテもしていない。
シーズン前にメンテし、ついでに少し走りを軽くできないかと考えた。
もっともお手軽な手段は「プーリー交換」であるという。
リアディレイラーのプーリーは、廉価版ではブッシュロッドいわゆる「平軸受」なのだが、シマノのデュラエースかアルテグラグレードだと「ベアリング軸受」になるという。軸受の抵抗が軽くなるはずである。
私のランドナーのディレイラーは8Sの廉価版クラリスだから、アルテグラで充分だろうと思った。
で、わずか1700円のパーツをポチって、週末に交換。
古いプーリーを外してみたら、なんと、へんな糸のようなものがびっしりと絡みついていた。漕ぎが重くなるはずである。
ついでに、リアハブのグリスアップも行った。
さて、作業を終えて乗ってみると、、、ううん、これは軽い!
新車の当時、たぶん、これぐらい軽かったと思う。
2年前に完組ホイールを履き替えてから、初めてグリスアップを行ったのだが、回転がガジガジだったので、玉押しを「ちょっとゴリゴリしはじめる」くらいに調整したのが大きいと思う。
しかし、プーリーも少し利いているんじゃないかなあ。
なんだか、久しぶりに意欲が出た次第。
自分も、もう還暦が近くなった。
もう少し、乗らせて欲しいと神様に祈っている次第ですね。