Single40'S diary

「40過ぎて独身で」と言ってる間にはや還暦のブログ

ついにキャッシュレスデビューをするが、、、

私は、基本的に現金しか信用しない男である。飲み屋でも、仮にツケがきくところであっても、絶対にツケで飲んだりはしない。ツケとは借金である。同様の理由で、なるべくキャッシュカードも使わない。キャッシュカード、日本語に直せば「借金札」である。そんなもの、有難がって使う意味がない。ネット通販など、やむを得ない場合は使用するが、それは例外である。最近の不良ホスト問題など、あんなものツケで飲むから起きる問題である。いつもニコニコ現金払い。そうすれば、カネがなくなれば自然と店には行かなくなる。ホストにハマる前に、まず借金を当たり前と思う根性を叩き直すべきである。

 

しかし。昨今はキャッシュレス社会となってきており、近隣のインド人のカレー屋ですら、キャッシュレス決済をしている。自分は還暦になったので、どうも「時代遅れの年寄りが現金でウロウロと支払いをしている」絵になっているのではないか、という危惧が生まれたのである。そんなとき、知人からペイペイの加入リンクが届いた。よし、ひとつやってみるかと思ったのである。

 

さっそくリンクをたどってアプリをインストールし、次に本人確認とかいう手続きをした。マイナンバーカードがあれば簡単なのだそうだが、私は持っていないので、免許証を撮影して、顔写真を撮影して、、、という手続きをする。ちょっと面倒そうだが、アプリがよくできているので、指示通りやれば問題ない。「これは開発にカネがかかっているなあ」と思った、、、のは同業界人としての感想(笑)

本人確認終了には数日を要するらしいが、アプリ自体はチャージすればすぐに使えるというので、さっそくセブンに行ってATMで1万円をとりあえずチャージ。アプリ側のATMチャージのメニューが分からず、ATMの前でウロウロする。ジジイが他人に迷惑をかける構図そのままだ。自己嫌悪する。

なんとかチャージできたので、さっそくペットショップに行って、愛猫のおもちゃやおやつを買って、支払いをする。QRコードをかざして、、、読み取りのコツがわからないので、ここでも少し手間取るが、無事に「ピイ」と鳴って支払い終了。小銭が不要なのは便利である。

 

というわけで、初めての操作に少し戸惑いつつも、それほど大きな問題はなく、キャッシュレスデビューを果たした。そこで、思いついたのである。

つまり、本人確認云々というのは、これと銀行口座やらクレジットカードを紐づけるために必要なのであろう。ATMで現金をチャージして使っている限りは、単なるプリペイドカードと同じであって、別に身分証明する必要はないはずだ。

 

そうだ!それなら、このまま、ATMチャージで使おう。そうすれば、従来のプリペイドカード、つまりJRのスイカやセブンのナナコと同じ、単なるプリペイドだ。わけのわからんアプリなんぞを、わが虎の子口座と紐づけるなど、そんなオソロシイことをしてたまるか!、、、というわけで。

結局、わがキャッシュレスデビューは、そのままプリペイドカードが一枚増えたのと同じ結果になってしまったのだった。

だって、、、オレは現金以外は信用しない!、、、のだからなあ。