Single40'S diary

「40過ぎて独身で」と言ってる間にはや還暦のブログ

笑うしかない

サブプライム問題のおかげで、どん底に落っこちた米国の金融マンの間で、自虐ジョークが流行っているらしいです。

◎「楽観主義の定義は何だろう」「日曜の夜に5枚のシャツにアイロンをかける投資銀行家のことだ」
(日曜日にリーマンが破綻したことから。5枚のシャツにアイロンをかけるのは、来週も仕事があると思っているから、というわけですなあ)

 ◎「小さな事業を始めたい。どうすればいいだろうか」「簡単だ。大きい事業を買って待ってればいい」
(勝手に小さくなります。。。)

 ◎「投資銀行家と大きなピザの違いは何か」「ピザはまだ4人家族を食べさせることができる」
投資銀行は食えない、、、つらいですなあ)

 ◎「運用すべきファンドを持っていないヘッジファンドマネジャーが言うことは何だろう」「ご一緒にポテトはいかがですか」
(どうでもいい、という意味でしょう。。。)

 ◎「ATMで現金を引き出そうとしたら『残高不足』と言われた。ATMのことか自分のことかは分からない」
(たぶん、自分のことなんでしょうね。。。)

なかなか笑えます。カッコ内は、よけいだけど、一応解説。

しかし、こういう破れかぶれの自虐ネタ、結構面白いと思うんですがね。

その昔、バブル崩壊でヒーヒー言っていた私ですが、そのとき愛読していたのが大川興業大川総裁「カネなら返せん!」というエッセイでした。これが爆笑もんで、つまりはカネを借りたはいいが返せない自分を徹底的にギャグにする話だったのですな。
もちろん、当方もカネがないですから、コンビニで立ち読みしておりました(笑)
ちょうど年末、帰省するカネもなく、しょうがないので一人出社して、事務所の隣の誰もいないコンビニで立ち読み、なんと寒々しい風景ですな(苦笑)。
おかげで、自分の状況も笑うことができた。一人の部屋で(その当時付き合っていた女性は出て行きました。。。くくく)仕方がないので大声で「カネなら返せん」と叫んだら、妙におかしく、げらげらと笑えましたなあ。いやあ、良い経験です。

もちろん、いまでもずっと一人の部屋なわけですが(笑)

ま。
自分で自分を笑うぶんには、誰を傷つけることもないわけですしね(苦笑)
結構、元気が出たりする。というか、そういう状況だと、笑うしかないわけなんでしょうなあ。

下を向いて、腕組みをして深刻に考えたって、ろくな考えはでません。
自虐ギャグで笑うほうが、よほど健全なように思いますな。そのうち元気も出てくれば、まあ、なんとかなりますって。

もちろん。
こんな話は、すべて自分のために書いているわけです。ええ、はい。
なにしろ、今月我が社の決算。もちろん、業績は、、、笑うしかありまへんがな。ホントは、泣いているんですけどね。くくく。。。(泣)