コロナワクチンの接種の時に、なかなか接種人数などの統計データが上がらないという問題になったとき「保健所にFAXが来て、それを見て手集計して」という作業が行われているのが原因というので、世間が驚きあきれたことがあった。
しかし、である。この際だからはっきりいえば、役所関係は、いまだにFAXは現役なのである。
たとえば。
昨日も、私の会社ではFAX受信している。今の時期、役所では各種の入札が行われるのであって、そのお知らせその他がFAXで流されてくるのだ。ちなみに言えば、いつもお付き合いしている部署では、普通にメールを使っている。
が。契約関係は、いまだにFAXであって、おそらく、自分の感覚では、地方自治体のほとんどがいまだに80年代と同じく文書とFAXでやりとりをしている、と思う。
で。ここから、話は急に具体的になるのだが。
こんなふうに、普段は使わないFAXが稼働すると、どうなるか?
受信用紙が、すっかり黄変しているのですな(苦笑)そこに印字がされるわけで、読み取りにくいこと、おびただしいのである。
だって、この時期しか使わないのだから、普段は紙なんて補給しませんよ。FAX用紙は感熱紙というやつで、つるつるで巻き取り紙みたいになっているのですが、あれは普通の紙に比べて格段に黄変しやすい。
じゃあ、そんな紙をつかってないで、入れ替えておけば、、、という話になるので、今時どこにも売っていない感熱紙をネット通販で見つけて入れ替える。
しかし、1年後には、そんなことは忘れている。そのころに、ちょうど紙が黄変しており、そこにある日、じゃーっと印字が、、、あらら、読みづらいじゃないか!と毎年やっているのだ。
今年もやった。
自分の鳥頭に怒るしかないのですが、、、それでも言いたい。
もうFAXやめましょうよ、ほんとに。。。