Single40'S diary

「40過ぎて独身で」と言ってる間にはや還暦のブログ

ドーハの奇跡

サッカーなど、普段はまったく見ないのだが、ワールドカップと聞けば別である。

早い話がミーハーなのだ。泣く子も黙るバブル世代ですからなあ。浮ついたモノが大好きで仕方ないのである。そんな人間さ。

 

しかし、今回ばかりは相手が悪い、優勝候補のドイツには歯が立たないであろう、まあドーハに行けただけでもヨシとせねばならん、、、、などと思いながらテレビ観戦。

前半をなんとか1点取られるだけで終えて、しかしボコボコに攻め込まれており「こりゃあ駄目だな」と思いつつ、風呂に入ってしまった。

で、風呂からあがり、さぞ負けているであろうと思ってテレビを付けたら、、、、アレ!?か、勝ってる!!!

我が日本が2対1で最後まで逃げ切らんと死力を尽くしている場面であった。

結果、見事にドイツに勝利、初戦突破。

マサカ、である。

私世代だと「ドーハの悲劇」を覚えているわけだが、今度は「ドーハの奇跡」で上書き保存である。

素晴らしい。

 

そんなわけで、思わず祝杯をあげてしまったので、本日はやや二日酔いぎみである。

今日は定時であがる人が多いかと思いますなあ(苦笑)

発想が凡人すぎた

来年はいよいよ還暦になる。

最近読んでいる支那のSF「三体」の中に面白いセリフがあった。

「60歳は16歳と同じ」だと言うのである。

その理由はこうだ。

「60代は、40代、50代の仕事や子育ての圧力もなく、70代、80代の病気もまだない。やりたいことがやれる。だから16歳と同じなのだ」

おお、なるほど!と思い、嬉しくなった。

 

で、考えた。

まず仕事のほうだが、来年からは負担も増えるが、収入も増える見通しである。私のやっているシステムだが、あまりに古すぎて、誰も若い人が参入しないので、業界の避暑地のようになっているらしい(笑)まあ、のんびりとやる分には問題ないのだ。ただし、成長性はない(断言)。若者が来ないはずである。

それでも、還暦でまだ需要がありそうなのはありがたいことで、現役SEの看板を下ろさずに済みそうである。いつまでやれるかは、皆目わからないけど。

 

となると、次はプライベートも何かやらねばなるまい。かといって、今更オンナ遊びをする気はない。無駄であると理解している(笑)

自転車熱が再び戻っているので、身体が動くうちは楽しむとして、インドアでも何かやりたい。

ブログを愛読しているジョーンズさんは、毎年、長編小説をモノして新人賞に応募されている。素晴らしい。私は自分の才能の無さに見切りをつけて「読む専」できたわけだが、なにしろ16歳なのだ。一念発起して、念願の官能小説を、、、と思った。

ところが、である。

ネットである記事を見て爆笑したのだが、某雑誌の新人賞の応募のかなりの部分が、そのような「定年退職後のオジサンの官能妄想小説」で占拠されているのだそうな(爆)

ちょうど、年代的にあの「失楽園」を愛読した世代である。で、現役のときに実際にはできなかったアレやコレをめんめんと書き綴ってくるのだそうな(苦笑)みんな、決まったパターンで、オジサン管理職が部下の女性社員に手を出すという、、、なんたる!!!

で、編集者の最初の仕事は、この失楽園オジサン小説を排除することからスタートするのだそうである(笑)

これはいかんではないか。そうだ小説を書こう、書くなら官能小説だ、そんな発想がすでにオジサンなのである。

こんなことを考えていた時点で、やっぱり才能がないのである。

確信した次第であった。。。。ムネンじゃ

 

 

神崎川を途中まで

善養寺の菊花大会を見物したあと、ちょいと谷津の風景を楽しみたいと思い、今まで走ったことがない神崎川を目指す。

地図を調べると、白井あたりで国道16号と交わるようなので、そのへんを目指すことにする。

まず、市川橋から国分台の坂をヒルクライムし、国分川を辿ってくぬぎ山まで抜け、そこから苦労しながら西白井まで抜け、ようやく神崎川を見つけた。

川沿いを走ってみると、期待したとおりの谷津である。

神崎川2022年11月

途中のカラスウリが赤くなっていたり、大きな櫟の木が道路にトンネルを作っていたりするのを楽しみつつ走る。

自動車も少なく、快適である。

途中の小室公園で休憩して、昼食の握り飯を食う。

そこから更に新川まで目指そうかと思ったが、途中で道草を食いすぎたので、ここで引き返すことにした。布団干しっぱなしであるから、夜露は困るもんね。

 

ついでに、往路で苦戦した西白井からくぬぎ山あたりを抜ける道を復路でウロウロしならがら探ってみる。

このへんは、おそらく無計画に開発したので、立派な道路が突然途切れてとんでもない細い県道で京成線の踏切を渡るのが難所である。あまりに道路が狭く、かつ歩道もないので、自転車としては非常に走りにくい。自動車もノロノロ運転なので、その間に挟まってようよう走らせてもらう状態になる。向こうも邪魔だと思うだろうが、こっちだって好き好んでこんな道を走りたくはないのである。

逆に、もっと細くて自動車が来ない道を探したい。人一人通れる程度の踏切が最高である(笑)

ウロウロしていたら、どうにか使えそうな踏切を見つけたが、そこまでのアプローチがきつい。。。車バンバン走る信号のない県道を渡るのに大苦戦する。

ルートを考え直すべきかなあ。

下総台地は面白いのだが、サイクリストにあまり人気がないのは、この道路の悪さが大きいと思われる。

木下街道などは「最悪」と言われているが、まあ、無理もない。私は近づかない(苦笑)

 

そんなこんなで、予定通り夕方には自宅に到着。愛猫が喜んでお出迎え。

布団をしまって、しばし一緒にまどろむ。

こんな時間が幸福なんですね。