Single40'S diary

「40過ぎて独身で」と言ってる間にはや還暦のブログ

竹島は韓国が不法占拠

今回の教科書検定で。

例によって、韓国、中国、北朝鮮の「第2期抗日トライアングル」が反対の合唱である。
(ちなみに、第1期は中国の代わりにソ連

韓国の教科書は国定だ。検定もクソもなく、ただ1種類を国でつくる。
教科書だけではない。日本に有利な記述をした書物は発禁処分になる。立派な検閲国家である。
もろだしのヌードのみ禁止の日本とはワケが違う。
中国だって同様。北朝鮮。、言うに及ばず。
よって、多くの人は、自国に都合の良い情報しか入手できない。
日本は、双方の主張を記述した書物が手に入る。これで、両国民で議論はムリだろう。

当たり前だけど、各国は自国の得になることを主張する。それが外交である。
韓国は竹島を自国領だと主張するし、中国は尖閣諸島を中国領だと主張する。その方が得である。
日本は、日本領だと主張するだろう。当然のように、日本が得であるからだ(というか、日本の損になる主張をするようでは、税金で雇う意味がない。自社製品の悪口をいうセールスマンは給料を返してもらいたい)。
これで、双方話し合えばどうにか話し合いがつくと考えられるほうが、不思議で仕方ない。
彼らは、正義を主張しているのではなく、自国の得を主張しているのだから。

当然、両国と利害関係のない第三国が、それぞれの主張を聞くのでないと、正しい判断は下せない。
そういう仕組みはある。国連の「国際司法裁判所」である。
実際に、北海油田の問題は、これで平和的に話し合いで解決したのである。

日本は、かつて1954年に、竹島問題を提訴した。ところが、韓国はこれを拒否した。
国際司法裁判所は、双方が裁判での解決に同意しないとできないので、お流れになってしまった。
なぜ、韓国は拒否したのだろう?
負けると思ったか?または、未解決のまま、日本の「領土的野心」を内外にアナウンスするのに都合が良いのかな?いずれにしても、裁判で決着することは損だったということ。

韓国の竹島問題について、韓国国内では「我が国では、日本が国際司法裁判所で解決しようと提案しましたが、拒否しました」と、ちゃんと子供に教えているかな?どうでしょう?

そういう基本情報を知らない相手と、どうやって問題を解決するか?大変難しいことだ。
ただ一つ、救いなのは。
1954年の日本の提訴は、他の国も知っていることなので、少なくともこの件に関してだけは「日本の歴史のねつ造、歪曲」だと言われないで済むことだね。

自民党で、再度、国際司法裁判所に提訴しようという動きがあるようだ。
平和的に解決するために、もっとも良い方法である。是非、実行して欲しい。
それで日本の主張が受け入れられなくても、それなら仕方がないじゃないか。潔く従うべきである。

また韓国が拒否したら、また提訴すれば良い。毎年、提訴すればよい。向こうが最後にはあきれるくらい、粘り強く提訴を続けるべきだ。
毎年提訴すれば、韓国内部にも「なぜ、提訴を受けないのか?」という声があがるだろう。
韓国民だって、自分の正当性を信じているのだから。

この裁判、本当に始まったら。実は大変面白い、と思っているのである。
私が生きている間に、見られるだろうか?

実は、4年前、ソウルに訪問したとき、我々を歓待してくれたある社長はこう言った。
「国際感覚を身につけさせようと考える、有る程度の階層の親は、みんな子供を海外に留学させます。
もちろん、私もそうです。韓国内だけで育てようとは思わない」
なんで?と聞くと、やはり歴史教育だとのこと。反日は、貧困階級のガス抜きで必要だ、との解説をしてくれた。しかし、それでは世界で通用しないので困るのだ、と。