Single40'S diary

「40過ぎて独身で」と言ってる間にはや還暦のブログ

妄想と現実のはざま

あの監禁馬鹿男に関しては、何も言うことはない。
とっとと、あいつ自身に首輪をつけて監禁しとけよ、っていうのが結論でしょう。
というか、そんな危ない奴を執行猶予にしてどーするんだ、まったく。

で、この監禁野郎の自室から、100本以上のそれ系のゲームが発見されたそうな。
こういう奴がでてくると、必ずゲームの影響だのマンガの影響だのという人が出てくるから、うんざりしてるんだけど。

普通「妄想」というものは、あくまで「妄想」であるからいいんで、それを現実にしちゃいかん、というのは常識だろう。
その前の「人が死ぬところをみたかった」馬鹿ちん男も含めて、なんでこう「妄想」と「現実」の区別がつかない奴が増えるかな?と思うのだ。

マンガだのゲームだので再現されるイメージは、実はパターンにはまっている。商業ベースにのったメディアである以上、売れるパターンを踏襲しなきゃならんのだ。
ほんとに面白いのは、それによってもたらされる本人の妄想そのものであり、そこでは人間が完全に自由である。自分が勝手に自分の世界を作って良いのだ。

問題は、たぶんその手のゲームが売られていること自体ではなく、妄想と現実の違いがなんでわからないのか?ということなんだけどね。妄想するのは自由だから。

オタクと呼ばれる人たちだって、手当たり次第に女の子をさらって奴隷にしたりはしてない。
ゲームを買ってきて、それで楽しんでいるなら、それ自体は罪ではない。
現実にやらなきゃ、別にいくら本人が妄想の世界で遊ぼうと、ぜーんぜん問題ないはずなのである。

対象が違うだけで、それを言えば、文学だって、哲学だって、進化論だって、考古学だって、ビッグバン理論だって妄想だ。(ある見方をすれば)リアルな世界のほかに、妄想の世界を持つことは悪いことではないし、自分の人生を豊かにしてくれる要素ですらある。
ただし、現実に迷惑をかけなければ、だ。
たった一つのルールが、なぜわからないのか。
これ、社会の問題じゃなくて、親のしつけができていないだけの話のように思えるのだが。

ちなみに、私は奴隷いりません。調教も願い下げです。そんな面倒くさいことに情熱はもてません。
それより、ちゃんとそれなりに成熟しているほうがこっちも楽しく(^^;)
いかん!妄想モードに入ってしまいました(笑)