平岩外四氏が、経団連名誉会長に復帰するそうだ。
東電の原発ごまかし報告事件が一区切りついたからであるそうな。
早い話が「のどもと過ぎれば」「ほとぼりが冷めたところで」のこのこ復帰したというわけであろう。
だって、当の平岩氏が、復帰にあたって何かめざましい業績をあげたとかいうわけではないんだから。
例の東電原発トラブル隠蔽のとき、平岩氏は相談役であった。相談役だから「とばっちり」だったというなら、それはおかしい。じゃあ、いったいどんな「相談」にあずかっていたというんですか？録を食むということは、無関係はあり得ぬ理屈である。
まして、事件を隠蔽した経営陣とその部下は、平岩氏の「薫陶を受けた」人たちでしょうが。
忘れたと思うなよ。
経団連というのは、財界というやつで、早い話が経営者もある程度功成り名遂げたら、金儲けばかりを考えずに社会貢献のひとつも、という趣旨なのだな。
いやあ、結構ですなぁ。
その結構な団体の名誉会長さんが「のどもと過ぎれば」「ほとぼりが冷めたところで」政治に「提言」したりされるわけだな。
有り難くて涙がでる。
よっぽどえらいんだろうなぁ。ご立派なことだ。歳をとると、面の皮もずいぶん厚くなるんだな。（「厚顔無恥」といいますね）
