Single40'S diary

「40過ぎて独身で」と言ってる間にはや還暦のブログ

タヌキ

昨晩は秋晴れで、夜の半月がことのほかきれいであった。

自転車で近所のスーパーに菜を買いに行き、戻ってきて自転車を止める。

我が陋屋アパートは、古い建築であるから、自転車置き場の前が一段高くしつらえられた木造の物干し台がある。小階段を上がるようになっているのだが、そこにトントンと小さな動物が2匹上がってきた。

このあたりは猫が多い。
また猫だろうと思ってひょいと見たら、、、いやにシルエットが丸い。
「ヘンだな。。。」
と更に目をこらすと、まあるい目玉。ほっぺが黒い?

これは!間違いなく子タヌキである。

あまり人間をおそれていない様子で、思わず顔を見合わせてしまった。

しかしなぁ。私の住んでいる場所は、一応東京23区の端くれだよ。そこにタヌキとは。
近所の荒川でタヌキを以前見かけたことがあるが、我が陋屋アパートにやってくるとは。いったい、どんな住居じゃい(笑)
ま、裏の屋敷の庭は広大で藪もあるし、近所には神社もあるし、河原もある。なんとか生活していけるのだろうなぁ。

持っていたケータイで写真を一枚とってはみたが、光量不足でまっくら。今度、ちゃんと撮影できたらアップしよう。
タヌキ達は、物干し台から塀の上にひょいと飛び乗り、隣家のお屋敷の庭に消えていった。

思わず故郷の老親に報告の電話をしたら「月がきれいだから出てきた」と言う。なろほど、その通りである。
「賑やかでいいじゃないの」
うん。私もそう思うのである。