Single40'S diary

「40過ぎて独身で」と言ってる間にはや還暦のブログ

職を探すとしたら

失業、という事態は、いつでも誰でも起こりえる事態です。公務員さんは例外でしょうか?でも、今や自治体の破綻までありますからね。

で、失業した場合に、どうして就職するか。それを考えてみます。

束縛が少なくて、給料が多くて、安定している職場が良いと思うのは、ある意味で共通しているのかもしれませんが、そういう人気のある職場は人がたくさん応募します。ですから、ある意味で、人はみんなそれぞれの事情に応じて、まあ適当に職場を選ぶでしょう。

失業した場合に、どれだけ余裕があるか、これは大事です。
余裕がなければ、生活は破綻します。
「どうしたら生活を立て直せるか」というのはノウハウなんです。ノウハウがなければ、失業したとたんにタクシー運転手に皆がなるということが起こります。もちろん、タクシー運転手もすてきな商売ですが、今はあまり環境がよくない。だから、今は別の職種を目指したほうがいいはずです。ところが、そのノウハウがわからない、みんながタクシー運転手になってしまう。これじゃあ、タクシーが過当競争に陥るはずです。規制緩和が問題じゃありません。そんなの当たり前で、つまりは「人が目を向けないところ」が競争が少ない。これが、私の過去の経験から導き出した「立て直しのノウハウ」です。

具体的に、簡単なほうから、最悪の状況から考えてみます。

住み込みの職業につけば、すぐに住居は得られます。それなりに厳しい職業が多いですが、中には飲食店のように食事付きでうまくすれば独立まで考えられるものもあります。パチンコ店は、そういうケースがあまりないですから、これはイマイチでしょうか。
変わったところでは、建設関連の裏、つまり解体屋などという商売もあります。建設関連は、意外と小さな会社が寮を持ったりしています。
当然ですが、不動産関連の地元密着型の会社は、寮があるし、なくても格安物件があったり空室があったりして、なんとかなるケースが多いです。
それから、女性ですと、介護関係は今どこでも引く手あまたとなっております。ここは、ビルメンとか警備と違って、派遣が入っていません。派遣が入ってない業種を狙うのは、脱派遣戦略としては当然です。

地方から都会に出た方は、県人会を電話帳で探すのがいいでしょう。「お金がない、上京して困っています。どこかで働かせてください」と事務局に訴えます。そう、直接会いに行くことが大事です。土地のなまりを出しまくってしゃべるのです。学芸会だと思えば出来ます(笑)求めよ、さらば救われん。
友人に斡旋を頼むのは、もうやった後でしょうから、そういう年寄りとか世話役に紹介を頼むのです。年寄りは、顔が広いし、人の世話をすることに慣れている人も多いのです。とにかく、頼んでみることです。

さて、自力で活動しなければならない、としたら。
今、人のこない中小企業は掃いて捨てるほどあります。一般の人は「消費者」の生活しか知りません。つまり、小売業につながるものしか知りません。コンビニとか、日用品とか。人だと芸能人ばかりに目がいきます。私の経験では、そういう流通系は末端になればなるほどキツイです。なので、よくわからない、会社にものを売っている会社を目指すのです。IT関連はそういう業種の典型ですが、そのほかにも設備、原料、金型など、いくらでもあります。ある程度年齢が若くて、やる気があれば歓迎、という会社はたくさんあります。
「でも、住むところがなくて」という場合は、そこの社長に「社長の家に住み込み、または会社に住み込みで働かせてください」と言えばいいのです。それでどうにかなるか?ま、なんとかなるケースもかなりあると思います。世の中、そんなもんです。オフィスの近くに銭湯があれば、とりあえず暮らせますしね。(笑)

たとえ、どんな会社に入ろうと、そこで実力を発揮すれば、すべてチャラになります。仮に履歴書に嘘を書いても「あのときは、この会社に入りたい一心で、ついつい」と言えば、それでスルーです。「わはは」で終わりです。そんなもんです。

ちなみに。もし今、自分が失業したらどうするか?
友人に電話しますね。40才も過ぎたら、やっぱりこれです。35才までなら、自力で活動するでしょう。
私の年齢になったら「あいつはフリーになった」という話になったら、やっぱり何本か電話がかかってくるようにはしたいなあ。それが、自分のやった仕事の評価ってことでしょうかね。


20代の後半で、ぼろくそになってました。30過ぎるまで、借金整理である先生の鞄持ち。他人様の情けにすがって、なんとか生きてきたのです。それこそ、コンビニで日雇い派遣のような仕事もしました(おかげで、コンビニには詳しいです)
今でも、大して金回りはよくなく、この先もどうなるか分かりません。
でも、まあ、なんとかなるでしょう。ちなみに、その頃出てた大川興業大川総裁「金なら返せん」は名著で、ずいぶん立ち読みで笑わせてもらいました。
元気がないときは「金なら返せん!」と心の中で叫でました。いつまたそうなるか、わかりません(笑)ま、そのときはそのとき、でしょう。