ロンドンでも、パリでも、聖火リレーに対して「妨害」活動が行われています。もっとも、これは立場を変えれば「抗議」行動です。
何に対しての抗議か、といえば、これはチベット問題であるとしかいえません。
「政治とオリンピックは別」という「政治的な発言」にはうんざりするばかりです。そして、そのような主張をする人々が、たとえば人権問題について、ふだんから「欧州ではもっと進んでいる」といいつつ「最悪な日本」を批判する人々である場合には。
よくよく、私たちはみておく必要があります。
欧州の民は、何を怒っているのでしょうか。そもそも、オリンピックを政治化しようとしたのは、欧州の民ではありませんよ。
今日の事態を招いたのは、果たして誰であるか。それは、欧州の民ではありますまい。
しっかり、見ておかなくてはならないと思います。