Single40'S diary

「40過ぎて独身で」と言ってる間にはや還暦のブログ

不思議なものね

大臣の不祥事なんて、もう珍しくないのかもしれませんが。
太田農水大臣、最近とばしまくってますね(笑)

「消費者関係ねー」の爆弾発言(それは言わない約束なのが大人)の次は、お決まりの事務所費問題です。考えてみれば、故松岡農水相からの「伝統技」でしょうか(笑)

しかし、私が不思議に思うのは、その報道なんですよ。

思い出してください。
事務所費問題が出てくると、まず話が
任命責任」となり
「身体検査が不十分」となり
「首相の責任」となる、のではないのでしょうか。

私は、そのような過程を、さんざん安倍前首相のときに見せられました。あらゆる新聞とテレビで、毎日「任命責任」「説明責任」を耳にタコができるくらい、聞かされました。「任命責任なんて、そんな理由が総理の失策とされたことは過去にないじゃん」と私がいくら言っても、単なる市井の一奇人の放言であります。

じゃあ、聞きます。

今回の件で、どうして記者は福田首相にマイクをつきつけ「任命責任はいかがお考えですか?」「身体検査はやったんですか?」「内閣の情報収集能力に問題はないんですか?」と聞かないのでしょうか?
「いや、それは太田大臣のお考えですから、私が言うことじゃありませんね」なんて受け答えで「はい、そうですか」なんて問題じゃないはずでしょう。

天才歌手・中島みゆき嬢の友人にして奇才・谷山浩子嬢はこう歌いました。

「愛しているわ と私が言えば 愛しているよと あなたも答える
不思議なものね 私とあなた ひとつの言葉がこんなに違う」

まことのない愛を嘆いた歌です。

私も思います。
「不思議なものね 安倍と福田 農水大臣でこんなに違う」

さて、なにが違うのでしょうか。
マスコミの皆さんは誰も「説明責任」を果たさないようですから、代わりに私が答えてあげます。
支那にペコペコする総理は、任命責任をマスコミに問われなくても良い」というルールなんですな。


思うに、今度、支那から借りるパンダの名前は、「ペコペコ」がいいと思います。