Single40'S diary

「40過ぎて独身で」と言ってる間にはや還暦のブログ

思惑

思うところがあり、会社を辞めようと考えている。

何人かに話した。
そうしたら、ちょっと大変な騒ぎになってしまった。
「俺の処に来い!」
という強引な工作が複数箇所から来るわ、度重なる慰留に遭うわ、、、まあ、すっちゃかめっちゃか、ですなあ。おかげで、ひどく疲れた。

私も40半ばであるから、ぼちぼち最新の技術についていける年齢は過ぎ去りつつある。あと、せいぜい数年だろう。
その数年を、なんとか楽しく過ごしたい、と思っただけなのだが。

まあ、声をかけてくださる方も、慰留するほうも、技術者としてではなく、マネジメントとしての評価であるようだ。それはそれで、有り難いのだが。

それぞれの、思惑が交錯しているのは良いのだが。
ふと寂しく思ったのは、誰も私の話を聞いてくれる人物はいないことだった。

それが社会というものなんだろう、とは思う。
無職者として苦労することを思えば、実に恵まれた話で、こんなことで文句を言えばバチが当たるのだ。
だから、文句は言わない。
考えねばならぬことは山積しているし。

けれども。
なんとなく、何かが抜けている気がしてならないのである。

カネは大事だが、自由も大事だ、有る程度のカネが貰えるなら、あとは好きな仕事をさせてくれるところを選ぶ、、、というのが、どうやら正解であるようだ。ふむ。