Single40'S diary

「40過ぎて独身で」と言ってる間にはや還暦のブログ

問題の解決法

福島産牛肉からセシウムが検出された問題ですが、くだんの農家は「牛にたべさせる配合飼料がなかった」とのこと。
実際には、配合飼料を買う資金がなかったのかもしれませんし、あるいは「ただちに健康に影響はない」のであれば、藁を与えるのに問題ないじゃないか、と思ったのかも知れませんね。

実際に、今は単に「自粛を要請」しているだけ、ですので、それ以上になんの措置もとられていません。
私は、この話で、昔読んだ「アーロン収容所」の英国の話を思い出しました。

日本人捕虜を、川の砂州に連れて行く。そこが収容所、というわけです。
そして、この川の蟹には、寄生虫がいるので食してはいけない、と懇切丁寧に教えます。
その上で、食料を運ばない。すると、空腹に耐えかねた日本兵捕虜は、次々と蟹を生食し、下痢で死亡します。そうすると、英国は「日本人捕虜は、事前の注意にもかかわらず、衛生観念が乏しく、蟹を生食して全員死亡した」と報告してオシマイ、です。

もちろん、この話で、畜産農家日本兵捕虜、日本政府が英国であります。
「事前に自粛を要請したにもかかわらず、放射能に対する衛生観念が乏しく」です。
これが、我が国政府の、日本国民に対する仕打ちであります。本当に素晴らしい国ですね。

さて。
日本国民としては、どのように自衛したらいいでしょうか?

なに、話は簡単であります。
つまり「暫定規制値を上回るセシウム」が検出されたのが問題なのですから、それを下げればよろしい。
具体的には、肉をミンチにするのです。その上で、他府県産とよく混ぜる。さすれば、たちまち濃度が薄まりますので、数分の一にすることは、実にたやすいではありませんか。
もっといえば、この方法は、すでに牛乳において実行されているらしく、実績がありますし、なんら法的に問題ないのであります。
よって、この「ミンチ作戦」を推奨する次第です。

ちなみに、私のように、既に齢50に近くなった男が、この肉を食らっても問題ありません。我が肉体の新陳代謝をつらつら鑑みるに、おそらく、影響が出る頃には、この世に居ること自体が怪しくなっている可能性は高いわけであります。
しかしながら、こと乳幼児においては、同列には語れません。
内部被曝は、遮蔽物ゼロで直撃、その先が細胞分裂盛んな若い遺伝子ですから、ちょいと調子が悪いのであります。

子どもには、お手軽なハンバーグを食わせるのは考え物かもなあ、などと思うのでありますな。
節電ついでに、お母さんがたには手料理を頑張って貰うのも、自衛策の一つかもしれません。

それにしても。
これらの行き着く先の、とどのつまりが下水やらゴミ焼却灰やらで、セシウムがしっかり残留しているわけですね。当然、どこにも受け入れ先がない。
かくして、ばらまかれていくことになるのですが、菅総理はその間に「脱原発」を叫ぶわけです。
なら、この有様に、なんらかの対策を打ち出さなきゃならんはずで、まさにそれが政治の仕事なんですけれどもね。
法案一本出てこないわけですよ。

前人未踏の支持率一桁が迫っておりますが。この政府の有様は、まだまだ言えば尽きません。
いったい、誰がこの内閣を支持しているのか、本当に不思議です(笑)