Single40'S diary

「40過ぎて独身で」と言ってる間にはや還暦のブログ

相応の値段

猪瀬直樹氏が徳洲会の徳田会長から5000万円借り入れていたと思ったら、今度は阿部知子参議院議員が300万円借りていた発表。
こりゃ、まだまだ出るかもしれませんなあ。

しかし、この金額については、私は妙なところで納得してしまった。

まず、阿部知子議員の300万円である。
この人は、鳩山政権時代の社民党の与党離脱に反対した人だった。
福島みずほ党首と対立して、結局離党。
で、300万円の借金である。いっちゃあなんだが、たかが300万円である。
おいおい、大丈夫か?である。
清貧といえばそうであるが(そうだと思うけど)たかが300万円を借りるようでは、かなり手元は苦しいのかも?と思う。
そして、わざわざアタマを下げに来た阿部議員に、300万円で済ませた徳田会長もすごい。「値付け」がそんなものなんだろうと思う。

してみると、猪瀬知事の5000万円は、こりゃ相応である。
国会議員とはいえ、離党した一匹狼の野党議員の値付けが300万だとすると、次の知事を狙える副知事は5000万円、うまくいけば1億というのが、価値観としては理解できる。

カネとは、実にシビアなもんですねえ。

しかし、徳田会長もすごい。
すでに全身の筋肉は動かなくて、寝たきりで視線だけで文字盤を使って指示をしている様子である。
それでいて、これだけ厳しい値付け(査定)をするのだ。
あな恐ろしや。もはや鬼か。

ちなみに。
私が借金を申し込んだとして。
そうだなあ、口八丁手八丁で丸め込んで、だいたい50万円くらいか?
サラ金で事故歴なしの人が身分証明書で借りられる金額だそうで。
零細自営としては、めいっぱいのところでしょうか。
現役政治家が300万円だもの。50万円なら御の字ではないかな。
うむ、試しに借りにいくか。。。しかし、金利は、こりゃいくら取られるか、わからんな。。。

いずれにしても、世知辛い世の中で嫌だねえ。