Single40'S diary

「40過ぎて独身で」と言ってる間にはや還暦のブログ

お国柄の問題

宮崎議員が「国会議員にも育児休暇を」と訴えて話題を呼んだが、その渦中で奥さん(これも議員さん)の出産前に不倫したことが露見。世間の批判は厳しく、あえなく辞任となりました。

私の感想ですが、正直、そこまで言われなくてもいいんじゃないか、と思っているんですねえ。
ちょうど芸能人の○ッキーさんの不倫騒ぎと重なって、タイミングが悪かったかな?

国会議員とはいえ、若いんだし、浮気の虫くらい、騒ぐでしょう。
本人もイケメン議員として有名だったそうだし、浮気するだけの実行力もあったんでしょうね。

私が「政治家の浮気」で思い出すのは、フランスの大統領です。
ミッテランサルコジも、オランドも、みーんな不倫しておりますが、だーれも辞任なんかしません。
雑誌記者がミッテラン
「大統領には婚外子がありますね?」と聞いたら
「それが、何か?」
ミッテランは答えたそうな。
つまり、言外に「政治に関係ないでしょう?」という意味があるのです。

そう、政治家は、政治をしっかりやるのが仕事です。
下半身がどうだろうと、そんなの、別に関係ないわけです。
そういう意味では、「男の育休」を訴えたのは立派な政治の仕事だと思いますし、私はかの議員の下半身問題に、少しの関心もありませんね。

日本では、かつて宇野総理が、神楽坂の芸者との手切れ金が安すぎたというので叩かれて辞任しました。たしか、300万だったか?記憶が定かではないですが。「総理の器」なら、相応の器量をみせんかい、どこぞの会社員のような手切れ金で済ませるんじゃねーという批判で、これはこれで「政治家の器量」という意味で、「政治的な批判」と言えなくはなかった、かな。

どうも、全般に昨今の日本は、不倫に妙に厳しいですね。
かつて「金妻」のころは「生涯、恋愛していたい」というセリフが流行ったもんですが、隔世の感がありますな。
ベッ○ーさんとか元モーニング娘さんの何某さんも叩かれましたが、辻仁成と別れた女優さんは明確に不倫だと思いますが、おとがめなしですし。結局は事務所の力、ということなんでしょう。


何度か過去に表明しているように、私は「結婚制度廃止」を唱えております。
そうすれば、めんどくさい夫婦別姓問題とか、主婦の「108万円の壁」など、すべての問題は快刀乱麻を断つごとく、解消してしまうからです。
もちろん、不倫問題もありません。

嫌なことが多く、ただでさえ、生きていくのがつらい世の中に、何をさらに生きづらくする必要があるんでしょうかね。
もう少し、ゆるい世の中にすべきじゃないかなあ、などと思うのですなあ。

私のように、50過ぎたら、もう恋愛すること自体が「わが能力の外」になるのですぞ(苦笑)。後ろ指さされても、したいことをやったほうがいい、と思ったりします。
ま、大きな声では言えませんがね。