Single40'S diary

「40過ぎて独身で」と言ってる間にはや還暦のブログ

まんざら笑えない?

麻生財務大臣が、講演会で「90歳で老後が心配とか言っている。いつまで生きるつもりか、わけがわからない」と放言したというので、話題になっているようだ。
私は、このニュースを聞いたときは、思わず爆笑したのである。「そりゃそうだ」
90歳で、老後って、ねえ。
これは、麻生さんの言うとおりだなあ、と思ったわけだ。

ところが、である。
昨年、なんと我が国の100歳以上の人口が、ついに6万人を突破したという。
6万人は、ただならぬ数字である。
90歳になると、100歳の心配をするのは、あながち間違いでないのかもしれない。
90歳と100歳では「大した違いはないじゃないか」と思うかもしれないが、冷静に考えてみれば10年である。これは長い。
10年間の生活の心配をすると、そりゃ、お金も使いたくないと思うだろう。

「いったい、いつまで生きるつもりなのか?」
そりゃ、本人のほうが、よほど言いたい話なのかもしれない。

もちろん、命に「充分」なんてないので、「いい加減で結構です」もないだろう。
姥捨て山を再現したら、我が国はもはや文明国ではなくて、土人国家である。

これは、実は、そうとう深刻な問題なのかもしれないなあ、、、などと。
私がかりに、100歳まで生きるとすると、なんと、まだ折り返し点をすぎたばかり、となる。そりゃ疲れるというもんである。
ま、私は男なので、その心配はないだろうがね(笑)

とにかく、女性はたくましい、ということでしょうなあ。