Single40'S diary

「40過ぎて独身で」と言ってる間にはや還暦のブログ

苦肉の策

死刑に処せられた麻原死刑囚の遺骨ですが、「本人の意思により四女に」という話になっているようです。
しかし四女は「身の危険がある」との理由で、しばらく拘置所預かりとか。

三女と妻は遺骨の引渡を主張しているようですな。

今のところ
長女 縁切り
次女 三女と一緒に生活
三女 妻、次女、と一緒
四女 別居 縁切り
のようです。

この三女ですが、元オウム教団とは袂をわかったとはいうものの、いまだに麻原に対して宗教的な帰依があるという疑いがもたれているのですね。
で、四女はわりと普通の人のよう。もちろん、普通の人がこんな父親を持つと、そらもう大変なんですが。

つまり、ハッキリ言って検察当局としては、危ない三女に遺骨をやると何をするかわからん、比較的安全な四女に、、、と考えたわけでしょうね。
オムツをして面会もできず、入浴も自分でできなかった麻原が、最後の瞬間だけまともに戻るワケがありません。たぶん、本人は何を言われてもアウアウワーの状態で
検「おい、麻原、遺骨はどうする?」
麻「アウアウ」
検「じゃあ、四女さんでいいんだな?」
麻「アウアウワー」
検「よし、四女ということで意思を確認した」
こんな感じでしょう。

政府としては海に散骨でもしてしまいたいところでしょうが「極悪人の遺骨は散骨してよろしい」などという法律はないわけです。
それがまかり通れば無法国家で、オウムのことを言えなくなりますからなあ。
やむを得ざる仕儀、苦肉の策なんでしょうね。

稀代の怪物、世界でもまれに見る化学兵器を使ったテロリストは、死してなお遺骨で人を走らせる、か。
おそるべし。