Single40'S diary

「40過ぎて独身で」と言ってる間にはや還暦のブログ

何がしたいのか分からん

国会では入管法の改正が議論されるようだ。
政府いわく「人手不足は喫緊の課題」だという。

これはおかしい。
なぜならば、安倍内閣は「デフレ脱却」を旗印に掲げているからである。

私の経済知識によれば、デフレとは「需要に対して供給が過多な状況」を指すものである。
今、もしも人手不足に陥るということであるなら、それは供給にブレーキがかかる、ということを意味する。
すなわち、デフレ脱却を目指すのであれば、人手不足こそ干天の慈雨というものではないか。
そのまま放置すれば、人件費は上昇し、よって労働者の可処分所得が増え、労働者の流動性も上がり(すぐに次の仕事が見つけやすくなる)、ブラック企業も減り(無理してそんなところに務めなくても代わりは見つかるようになる)いいことづくめの道理ではないか。
これこそ、少子高齢化という日本に八百万の神々が与えたもうた天佑神助と深く感謝し、ことのついでに安倍首相は靖国神社に参拝するのが筋というものであろう。
(今、日本とケンカできるもんならやってみろ中共状態なんだから)

一言でいえば。
「この内閣はナニをしたいのか、わかりません」である。
安倍内閣を批判したいのではない。まあ、批判しているが。
私の申すのは、モノの道理を言っているのである。

で、これに対するに野党は
「今でさえ外国人労働者に対する待遇は十分ではないのに、その対策もしないで」
などと宣っているそうな。
こいつらのアタマは、昭和の社会党となんら変わらない。
ほんとに駄目なやつらである。
テレビ目線で演技することだけが達者な議員ばかりなので、ものの理屈を考えたことがないのであろう。

こらあかんわな、と思う次第でありますな。