私は子供の頃から鼻が弱い。いつも鼻水を垂らしていた。
大人になって多少マシになったものの、今でも冬はずっと鼻がつまる。
夏でも、居酒屋に入って冷たいビールを呑んでいると、鼻がつまってくるのである。すると、快適感もだいなしになる。
一昨年、脳のMRIを受けたときについでに見てもらったが、副鼻腔は問題なかった。
脳のMRIは何度か受けているが、その都度、副鼻腔は問題なし、場合によっては少し腫れている程度である。それにしても、いわゆる慢性の副鼻腔炎(蓄膿症)ではなさそうだ。となると、なにかのアレルギーであろう。
で、先週、耳鼻科にいって先生と相談し、レーザー治療なるやつを受けてみることにした。
鼻の粘膜をレーザーで焼いてしまい、アレルギーを強引に抑え込むという新手法である。
ついでに、血液検査でアレルゲンを特定する検査も受けた。
おくればせにレーザー体験記をネットで調べてみると「激痛だった」というやつがゴロゴロいる。麻酔をしても痛いとか、おそろしい。
しかし、すでに予約してしまったのだ。
明日には、レーザー人体実験である。
鼻の開通した快適な生活を送ってみたいという希望と、おそるべき激痛だったらどうしようという恐怖心がないまぜになって、落ち着かない私である。
さて、吉と出るか、凶と出るか。
どうなることやら。