昨日は職場を早退して、半年に一度のMRI検査にいった。膵臓である。
それにしても、病院ばかり行っている。年をとったということであろう。
私は閉所恐怖症なので、MRI検査が苦手だ。
あの狭い筒の中で、ドンドンという轟音(まあ、それなりですが)に耐える。
その間、身動きできないようにベッドに縛られている。つらい。こわい。
で、耳栓を持参するのだが(これは効果的)それでも恐怖感はすごい。
で、その恐怖感をどう紛らすか。これをいつも考えるのである。
アニメの登場人物になりきる作戦というのがある。
最初は仮面ライダーだった。ショッカーにつかまって改造人間に、、、、おっといけねえ。恐怖感が増してしまった。だめだな。
次はエヴァンゲリオンである。
あの狭苦しい筒であるMRIはエントリープラグなのだ。オレはシンジくんと同じように「わかったよ、乗ればいいんだろ」と覚悟を決めるのだ。
しかし、どう見ても綾波がいない。シンジくんは綾波のために頑張るのだ。動機づけが今ひとつ足りないのである。
次は攻殻機動隊である。
これは結構近いというか、まあ、今オレは電脳なのだと思い込むことでなんとか耐えるのだ。
で、恐怖感と戦う方法で、耳寄りな作戦をネットで見たのだ。
実は、我々オトコの脳というのは、スケベなことを考えると、その他のリスクだの恐怖だのを忘れてしまうという仕組みがあるそうなのである。
まことにオトコとは因果が深い動物なのだ。
で、昨日はこれを試した。
検査スタートでエントリープラグ内にキューンと突っ込まれて恐怖マックスのときに、今までの人生でもっともエッチな場面を思い出すようにしたのである。。。
私の嗜好では、いわゆる「ラッキースケベ」思いもよらないタイミングで、というのが宜しいようだった。こういう嗜好は、おそらく各人によって違いが出るであろう。
結論から言えば、このエッチな妄想作戦は、アニメ作戦のいずれをも遥かに上回る成果を得られたのである。
さ、これで次回以降は万全だ!、、、、といいたいところですが。
ま、その場になるとまたドキドキしてしまうんですね。
エッチな心が足りないのでありましょうかねえ。。。