いつもの仕事場への通勤路。ちょっとした住宅街の細い路地なのだが、毎年、気になっている植物がある。ある日突然、満開の花を咲かせるのである。
昨今は便利なもので、写真を撮ってグーグル先生に聞けば、たちまち、教えてくれるのだ。「キダチチョウセンアサガオ」。あの有毒植物で有名なチョウセンアサガオとは別種とのことだが、近縁ではあるらしい。そして、有名な毒性も同じだそうである。幻覚や失神を起こす成分なのだが、かの華岡青洲が麻酔に用いた。ただし、致死量が失神領域に近いので、量を過るとたちまちあの世行きである。今では使われない。単なる観賞用植物になったわけである。
昨年も一昨年も見事に開花していたが、もう少し暑い時期だったような気がする。
今年はすでに11月。でも、本日は夏日だとか。
こんな気候が続くと、植物時計も、少しづつずれてくるものかもしれません。