毎年恒例の菊花大会。いつも自転車で千葉方面に行くときに利用する市川橋のたもとの善養寺で、毎年開催している。
今年も見物に行ってきた。
月並みな話ではあるが、やっぱり菊の花をみると「秋だなあ」と思うのである。
それにしても、今年は少し菊の開花が遅いような気がする。毎年、11月の今の時期だと、境内の菊花壇が満開なのだが、今年は7~8分咲きくらいの感じ。やっぱり、いつまでも残暑が厳しかったせいだろうか。
私は特別に菊の花が好きというわけではないのだけど(もちろん、嫌いではない)毎年「定点観測」のように見物していると、やっぱり見ないと寂しいのである。
ちょうど、サイクリングの経由地でもあるわけで。
桜ではないけど「あと何回見られるのか」などと、ふと思うこともある。
落ち着いたお寺の雰囲気が、そう思わせるのかもしれない。
とうの昔になくなった祖母が、いつも彼岸の時期になると菊の花をお墓に供えていた。
祖母の家は山中にあったので、お彼岸の時期になるともう肌寒いくらいだった。そんなことを、ふと思い出した。
自分も年を取ったということだねえ。