松戸神社の河津桜が見事に咲いたのを見て、近所の梅園を覗きにいった。
ここ数年、毎年来ては楽しんでいる。
もともと、梅栽培をしている農家が、この季節だけ無料開放してくれる梅園である。
さて、ウキウキと行ってみたら、、、「梅園は開放しておりません」との張り紙。
事情を察するに、梅園を散策する人で「密」にならぬようにということであろう。
このコロナ禍であれば、やむを得ない措置であろうかと思う。
しかし、残念である。
やむを得ず、外からしばらく眺めるだけにした。
すると、梅の良い香りが濃く漂っている。
いろいろな花がありますが、私は、花の香りという点では梅が一番だと思う。
あの清々しくて、わずかに甘さを漂わせるところが絶妙だと思うのである。
単に甘い香りだけの花ならいくらでもあるし、清々しい点ではキンモクセイなどは抜群である。
けれども、そういうのは極端すぎると思うのだ。
梅は、早春の季節の中で「ドンピシャ」だと思う次第。
梅園散策はできませんでしたが、梅の花の香りを堪能できたので、かなり上機嫌に帰路についたわけですねえ。