Single40'S diary

「40過ぎて独身で」と言ってる間にはや還暦のブログ

名前が違うだけじゃんね

ここのところ、ホストクラブ関連での事件の報道が目立つ。きっかけは、今や有名になった大久保の立ちんぼさん達で、いわばシロウトさんが公然とプロの領域のお仕事(!?)をなさっておられるわけですが、それらの方々の多くがホストへのツケ払いのために商売をされているということが判明したわけだ。

まあ、大人の世界なので、別にホストに入れあげて身体を売ろうが本人の勝手なのだが、繁華街の一角にシロウトさんがズラリと並んで人類最古の職業にいそしむ風景となると、もはや先進国とは思えないのである。そのうちに、一千万円使わされたといってホストを刺すやつが出たり、ビルの屋上から身投げするやつもいて、しかもこれらが氷山の一角であることが判明し、そもそもホストクラブなる業種業態はどうなっているのか、という話になりつつある。

 

ツケ払いの料金を払うのに汲々とする風景は、水商売関係に入れあげた連中では見慣れたものであるが、若い女子が数百万となると、そりゃ人生が変わってしまう金額になる。高い授業料、で済む話でない。

それらの営業形態を仄聞するに、ありゃただの「ぼったくりバー」ではないかと思う。

ぼったくりバーの場合は、ビール一杯飲んで後から1本20万とわかって「冗談じゃねえ!」と怒ると、店のバックヤードから筋骨隆々のでかい男が現れて「オニイサン、あんた、飲んだんだよねえ」とにらまれるのであるが、今では風営法もあり、東京都ぼったくり防止条例もあって、営業できない形態になっている。

で、ホストクラブなる業態は、こわいオニイサンの代わりにホストが泣きつくだけの話である。ぼったくりには変わりがなかろう。名前さえ変えたらセーフなの?と思う次第である。

疑似恋愛で沼るのも本人の勝手なので放っておけば良い話だとは思うが、ある程度の規模を越えてくると、もはや社会悪となる。ぼったくり防止条例を適用して、ビシバシ規制をいれてもいいんじゃないかと思ったりもするんですがねえ。