Single40'S diary

「40過ぎて独身で」と言ってる間にはや還暦のブログ

やっぱりタイーホじゃんね

カオス地獄の江東15区補欠選挙の中でも、ぶっちぎりに地獄であった「つばさの党」陣営だが、代表の黒川や落選した根本ら3人がついにタイーホされたそうだ。(敬称略)街頭演説妨害行為による公職選挙法違反。

あの根本候補の煩いラップと、執拗なヤジ、、、というよりもあることないこと織り交ぜての罵詈雑言なわけですが、、、を毎日のように見せられていた自分としては「そらそうよ」しか、感想はないわけである。

表現の自由とかはもちろん大事であって、私もまったく異論はないのだ。しかし、他の候補者の表現の自由は侵害して、オレの承認欲求を満たせという表現の自由だけを守れという話にはついていけない。

正直なところ、嫌悪感があった。

で、開票結果をみると、、、1110票だよ、根本。江東15区の有効投票17万7千票あまりで、0.6%ですよ。それが、一般の評価だということ。

供託金を払った以上は何をしようと自由、、、もちろんであるが、そういう考え方は彼らが批判する「米国のネオコン新自由主義」そのもの、なんだよね(苦笑)。カネを出せば自由。ね。どっかのSNSから流れてきた与太を、あたかも自分の頭で考えた結果のように思ってしまうから、こんな言行不一致が出るのである。自らの体験で血肉のついた思想というのは、こんなちぐはぐなことにはならない。

 

ふと思ったのだが。

今回の根本は、あのNHK党の「一切の選挙活動をせずに外国で遊んで」いた福永候補以下という結果なわけですが(苦笑)、そもそも彼らは「当選を目的としていた」のだろうか?という素朴な疑問があるのである。つまり、あんな口汚いヤジを大音量で流しながら他候補の選挙カーを追い掛け回すという「選挙活動」を行うことで、ほんとうに得票が増えると(仮に当選までは届かずとも)考えていたのだろうか?ということなのである。

私の常識では、選挙活動というものは、基本的に「自分に対する支持者を増やす」ために行うものである。しかし、根本らの行動は「他の候補者を貶める」ことが目的であって(あるいは、自分が目立ちたいという承認欲求を満たすこと)、自分の支持者を増やす、ひいては当選する、ということをそもそも目的としていないように思われるのだ。

 

いや、そうではない、ちゃんと支持者を増やそうと思って動いていたんだ、というのであれば。

最終得票数1110票、0.6%という数字の意味を、もっとしっかり考えたほうがいい。

「自分が考えている自分」と「他人の目にうつる自分」のギャップが、その数字なんですよ、、、という話だと思います。