Single40'S diary

「40過ぎて独身で」と言ってる間にはや還暦のブログ

首都決戦

小池都知事が正式に3選出馬を表明。先日、メディア向けには出馬の意向をリークしていて、すでに記事になっているのだけど、ようやく正式表明である。例によって「後だしジャンケン」の優位さを狙って発表を遅らせた、、、と思われがちだが、どうも、そうでもないらしい。

私の知人の某〇価学〇関係者によれば、今回はほんとうに迷っていたようだ、とのこと。相次ぐ地方選での与党系候補の敗北で、弱気になったようだ。さらに、蓮舫候補の挑戦には、かなり脅威を感じているらしい。

さらには、すでに70歳を超えて、体力的な衰えを自覚していることもあるようだ。イメージとは違って、この人は深夜まで都庁で働く(ほとんど登庁しなかった石原元都知事とは違って)ことが多いのだが、さすがに堪えるようになったと漏らしている。

で、ここらで勇退、、、と一度は考えたものの、実はまともな後継者がいない。目をかけていた都民ファの荒木なんて、自爆してしまった。

となると、都政を蓮舫に任せる、、、ということになるのだが、どうやら、それだけは嫌だということで(爆)ついに出馬の決心をしたと。

かくして、夏の首都決戦は「赤いキツネ対緑のたぬき」の戦いになったわけである。

 

実は、昨日、もう一つ重要な発表があった。維新が、独自候補の擁立を断念したということである。これは大きい。

すでに報じられている通り、小池候補には自民、公明、国民、都民ファが支援。蓮舫候補には、立憲、共産、社民残党が応援。で、維新がどう出るかが、焦点になっていたわけだ。維新の候補が出れば、おそらく、小池候補と競合するだろうから、影響があると思われた。

その維新が独自候補を立てないということは、間接的ではあるけど、小池候補の支援である。早い話が、維新としては、蓮舫が嫌だったのである(笑)維新独自の候補を出しても勝てる情勢ではなく、小池候補の票を削るだけになるなら、いっそ出さない。これは、かつての賤ケ岳の羽柴秀吉柴田勝家戦で、突如中立をした前田利家なみの功績があるのではないか。おそらく、小池さんは維新の馬場幹事長の手を握り締めて「そちの功績は忘れぬ」と言ったであろう、、、とかね(笑)。

 

かくして、現在の情勢を見ると、維新の中立により、小池陣営がやや優勢、、、と思うのである。とはいえ、選挙は水物。両者とも、脛に傷持つ者同士、なかなかの好試合が予想される。

 

で。私はといえば「インディーズ候補愛好家」として、ドクター中松、田母神親分、桜井右翼、NHK党有象無象などといういつものメンバーがそろってくれたことに安心している次第である(笑)きっと、愉快な言動で選挙を盛り上げ、かくも人類というのはバラエティに富んでいるのかという驚きと呆れを我々にもたらしてくれるものと期待している。実に、見逃せませんねえ。