Single40'S diary

「40過ぎて独身で」と言ってる間にはや還暦のブログ

天井漏水の原因を調べる

拙宅の玄関の天井だが、しばらく前から穴が空いてしまっていた。クロスも剥がれている。自分で触って調べてみたが、天井の素材は石膏ボードであり、どうやらわずかな漏水があって、それが時間をかけて石膏を食ってしまい、穴が空いたのだろう。

いくらなんでも、猫が天井に穴を開けるような芸当はできまい。壁なら、ちょいとやられたことはある。しかし、我が家の愛猫は賢いので、ほとんど壁では爪とぎしないので、ほんの少しかすった跡がある程度だ。

 

いずれにしても、困ったなと思っていたので、昨日、隣の工務店に相談した。実は、拙宅の隣家が自宅兼工務店なのである。

そこの社長が「じゃあ、ウチの職人が朝きますから、そのときに、ちょいと穴を開けて、まず原因を見させましょう」といってくれて、さっそく今朝やってきた。

さすが、隣で仕事が早い。

玄関の天井の漏水を調べる 2024年9月

社長も立ち会ってくれて、職人さんがカッターで石膏ボードを切り取っていく。ちょっと3人で話していたら、職人さんが「お客さん、あんた同業者だね?」という。「いや、違います。ただ、親父が大工だったもんで」というと「ああ、そうか。そうじゃないかと思ったよ。ウチのお客さんは、結構同業者が多いんだ」とのこと。近所の蕎麦屋の話とか、どこに飲みに行くか、なんて地元の話題で盛り上がった。家庭的な工務店のようで、職人さんたちは日曜日に事務所に集まって、昼間から酒盛りやっているらしい。みんな、ずっと地元に住んでいて、地元の客ばかりを相手にしているのだという。それにしても、同業者の客が多くて、日曜日も会社に来て飲み会なんて、すごい優良会社じゃないかと思う。

 

ちゃっちゃと作業は終わって、漏水の原因も確定。この上が2階トイレなのだが、そこの排水のジョイントから、ごく微量の漏水がある。

「普通は、ジョイントから漏れることはねえんだけどなあ」などと、社長さんと職人さんの会話。

これで排水ジョイントを直して、そのあとの天井は、そのまま点検口を付けたらいいんじゃないか?と私が提案すると、社長も「それはいい」と即決。「じゃあ、このまま進めますんで、見積もりお願いします」「あいよ」

 

今や、どこの建築、リフォームの現場も人手不足でなかなか、、、なのだが、現場まで距離0メートルですので、こんなにスピーディなわけで。隣家なので、ときどき挨拶もする間柄。困ったといえば「よし、ついでに」とすぐにやってもらえる。

ありがたいことである。

 

ま、このへんも、下町人情ということかと思いますなあ。