本日の東京都の新型コロナの感染者数は124名だそうである。
昨日につづき、2日連続の三桁台となった。
考えてみれば、緊急事態宣言の解除からゆるめっぱなしなわけで、そりゃ減る要素がない。緩めれば増える、締めれば減る。簡単な理屈である。
で、話は都知事選になるわけだが「コロナは風邪」と宣うブラジル大統領のような候補者がいるが、医療関係者の方は怒髪天であろう。いったい、なんのために、毎日最前線で体を張っているのか、と。
こんなアホがいて、本当にごめんなさい。というか、とっととブラジルかスウェーデンに行ってくれ。
今のところ、7割は若年者だそうで、重症化している人は少ない、よって医療リソースには余裕がある、ということである。
とはいえ、3月に危惧していとおり、指数関数的に感染者が増えれば、たちまちオーバーシュートするのは目に見えている。
本音をいえば「自粛要請したいが、もうカネがないので無理」ということだろう。
「カネが払えないので、皆さん、個々に気をつけてください」だ。
東京都で言えば、いわゆる東京アラートの発令ということになる。
とはいえ、もう経済的に限界を迎えている人も多いわけで、どこまで効果があるかはわからない。しかし、なにしろ先立つものがないんだから、カネがなくても出来ることしかやれないわけだ。
たぶん、小池さんは、都政はテキトーに片付けて、とっとと国政でもう一度勝負したい、が本音なんだろうと思う。だけど、ほかの候補者を見て、この難局をどうにかできそうな能力がある人がいない。
本人はイヤイヤだろうけど、なんとかしてもらうしかない、ということになるかと思う。
誰かがやらねばならない仕事なのである。
政治家も楽ではない。まして、日本一給料の安い知事だからなあ。(本人が半額を返上しているため)
なんの因果で、とは思いますが、成り行き上やむを得ないでしょう。
イヤイヤやっている知事と、イヤイヤ自粛する都民でコロナに立ち向かう羽目になるんでしょうなあ。