辞任があるかもしれない、という。
コロナ対応に文字通り不眠不休であたってきた小池都知事だが、コロナが収まり始めた頃、会見でも咳こむことが多くなった。
そうしたら入院。やっぱり過労だろう、しばらく静養して復帰するんだろうと思っていた。
ところが、病院は退院したものの、ずっと体調がすぐれず、以後自宅療養を続けているらしい。
どうも、肺の病気らしく(コロナではないようだ)短期間では回復しないのではないか、という憶測が流れるようである。
まるちゃんこと丸川珠代議員などが取り沙汰されているようだ。
今はようやく収まっているコロナですが、それが小池知事のおかげとは思いませんが、しかし、あの大変な時期をとにかく立ち向かったのは評価しています。
それにしても、ホントに体調が悪いようである。
小池都知事に毀誉褒貶はあると思いますが、少なくとも怠惰な人ではなかった。
それがこの長期自宅療養というのは、ただごとではない。
肺病ということですが、コロナ禍では、ずっと都庁に詰めており、土日も自らコロナ対策研究会に出席。つまり、ほんとうに休日はなかった。
都の準備金を使ったことを批判される向きもありましょうが、このパンデミックでカネを使わなかったら、いったいいつ使うのか?と思います。
「百年兵を養いたるは、まさのこの一戦のため」と将軍は檄を飛ばすのですが、まさにそういう事態ですから、問題であろうはずがない。
カネの問題で言えば、五輪で使い込んだほうがよほど問題で、都のレガシーとなる施設の運営費が軒並み高く、いずれも税金投入必要な「負の遺産(レガシー)」となっていることでしょう。これから借金も返さねばならん上に、さらに赤字を抱えるのですからねえ。まあ、コンパクト五輪などという大嘘をついた招致委員会やら、コロナ禍でもテレビの放映権料に掴んではなさないぼったくり男爵にしてやられたことは間違いない。
とはいえ、これらをすべて小池都知事の責任にするのはおかしいですし。
このまま小池都知事が復帰できないとなれば、年明け早々にも都知事選ということになります。
東京都知事選挙は魔物ですので、どうなるか、誰にも予想はつきません。。。
が、こんなときに都知事選もどうなのかなあと。
小池都知事の体調が大きな波乱につながりそうな気がしますねえ。