ロシヤ人はアネクドート（政治の風刺をする小咄）が好きなようである。
口の悪い人に言わせれば「旧ソ連がのこした唯一の遺産がアネクドート」なのだそうだ。旧ソ連では、言論統制が厳しく政治の批判なんかできなかったから、それを笑える小咄のオブラートに包んで楽しんだというわけである。
そんなロシヤ人の新しいアネクドートが面白い。
以下に紹介しよう。
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国連ビルで、バイデンとプーチンが会談した。会談が終わって雑談となり、二人はそれぞれの側近の忠誠度を試してみよう、という話になった。
最初にバイデンが自分の側近に言った。
「おい、この窓から飛び降りてみろ」
側近は涙ながらに言った。
「勘弁してください。私には妻も子もいるんです」
バイデンは
「もちろん冗談だよ、悪かったな」
と言った。
次に、プーチンが自分の側近に言った。
「おい、この窓から飛び降りてみろ」
言われた側近は涙ながらに窓から飛び降りようとした。それをバイデンは慌てて引き止めて言った。
「おい、やめろ、ほんとうに死んでしまうぞ」
すると、側近は泣きながら言った。
「止めないでください。私には妻も子供もいるんです！」
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ロシヤ人も、わかっていると見えますな（笑）
