昨日は午前中は快晴かと思ったが、午後からは土砂降り。
今日は良い天気で、愛猫のひなたぼっこの番人をして過ごす。
昨日は近所のスーパーに食材買い出し、今日は近所のペットショップに愛猫の飯を買いに行っただけで、見事ステイホーム。
もともと、そんな生活なんです(笑)
で、仕事の合間にコソコソとアキバで買い込んでおいたオペアンプを、CDプレーヤにつけ替えて遊んでみた。
もとの4558を、5532に変えて「すげー!!」と喜んだのだが、そうなると欲が出る。
蒸留水のごときフルデジタルアンプを、古いラックスマンのアナログアンプに換えたうえで、オペアンプを交換しながら試聴してみた。
・TL072
一個120円。一番安いFET入力ということで。
5532と比べると、低音の腰が一段高くなる。最低音が引っ込む感じがする。量感そのものは出ている。
中高音に独特のエコーの深さ、サラッとした感触があって、思わず聴き込んでしまった。
・njm2114
一個250円。5532の改良ということで、特に丸くなってしまう高音が改善されているらしい。聞いてみると納得で、低音はそのままに高音が伸びてよく出る。もはや欠点がない。
すべての音が前に出るような感じで、陰影の表現などは苦手だが、細かい音もバンバン出す。総天然色の音?
・njm4580DD
一個80円。安い。
4558の改良ということで、スペックはすごく良い。某国産高級アンプAC社の入力段にも多用されているので「4580の音じゃん」などと言われるらしい。
聞いてみると、たしかに4558の面影はある。特に高音はそのままな感じで、控えめであって粒立ちがよくない。
しかし、低音はなかなか腰が座って、音階がよく出る。ちょっと聞いた感じでは、AC社というよりもD社のアンプの音によく似ている。
さらに聞いて見ると、中音がすごく良くなっているのに気がついた。ボーカルのリアルさや、チェロの音などがはっきり聞こえる。
意外に良いのではないか。
・LME49720
一個500円。超高速オペアンプで特性はすごい。
一聴して、フルデジタルアンプで直結したときの音にそっくり。ストレートで、細かい音もよく拾う。どこにも死角はなく、まさにモニター的な表現。
これ以上はいらないかも?
さて、比べて聞いてみたのだが、結局、しばらく4580をつけて聞いていくことにした。
LME49720は一番良いのだが、この音なら、フルデジタルアンプで聞けばいいのではないかと思った。
TL072 にも惹かれたが、4580のそっけない高音とリアルな中低音が、音楽がわかりやすい。TL072は、ちょっと別の要素になりそうだ。
2114は派手な音だが、カセットデッキにつけたところ、非常に相性が良かった。なので、この石はしばらくカセットデッキのほうで使う。
そんなわけで、オペアンプを交換したCDプレーヤで愛聴盤のマーラーを鳴らしつつ、読書でのんびりと過ごす。
たぶん、明日もそんな感じだろうと思う。
愛猫の日向ぼっこの番人で、のんびりとしながら、頭の中では満州の大地が広がっている。すでに30年近く前に頻繁に行った支那の大地の風景が蘇っている。
そんな生活で充分なのだ。