毎年恒例の松戸神社の前の坂川で行われる「河津桜まつり」を見に行った。河津桜は満開で、坂川の両岸を彩っている。
今年は屋台も復活し、見物客もおおぜい繰り出している。今日は寒風吹きすさぶ天候となったせいで、みな、都心に出かけないで近所で楽しもうということだろうか。
とにかく人が多いので、ついでに松戸神社を参拝しようと思っていたのだが、自転車を引っ張って神社までたどり着くのが難しい。早々に撤退である。
こういうのは、コロナ前まではよくある事態だったが、こんなのは久しぶりである。
それにしても。
コロナの最中は、満開の河津桜をほとんど独占で(苦笑)楽しむことができたものだった。ほぼ誰もいないのだから。
こうなってみると、コロナが懐かしいような(苦笑)
とりあえず「日常」が戻ってきたことを実感した次第。
実は、コロナ自体は滅びたわけでもなく、まだまだ感染は続いているのであるが、弱毒化したことと、さらにいえば「飽きた」のであろうと思う。
人間は飽きるのだ。
飽きるのは、決して悪いことではないと思う。そうでないと、次に進めない、ということはあるような気がするからである。