この土曜日は、事前の天気予報がはずれて、朝からしとしと雨。花見をあきらめて、終日、読みかけの海外ミステリを読んで過ごした。
翌日曜日も、朝からどんより曇り空。とりあえず雨は上がったので、洗濯などして自宅で昼過ぎまでラジオを聴きながら、雑用をする。私はテレビを見ることはなくて、休日はラジオ（ＦＭ放送）を流していることが多い。学生時代からのラジオ族である。
のんびりしていたら、空が晴れている。すでに午後の３時だが、こうなるとどうしても桜が見たいと思い、自転車で出かけた。この時間で千葉まで走るのは無理だから、都内で考えて、まずは新川の桜並木を見に行くことにした。ここは、ほぼ毎年、桜見物に行っている。先日、自転車通勤の帰路に寄ろうと考えていたが、天候があやしくなり、来られないままだったのだ。
新川についてみると、まさに満開で、そのぶん人出も多い。公園沿いの道を走っていたが、あまりに人通りが多いので迷惑になるのもいかんと思い、途中で古川親水公園に入る。こちらは、人出が少ない。
しかし、江戸川区最古の親水公園ということで、実は植栽はバラエティに富んでおり、短いながら四季折々の花が楽しめる。もちろん、桜も点々と咲いている。
人通りの少ない親水公園の道をのんびりと走る。たまに近所の親子連れや、子供たちが遊んでいる。ところどころに東屋や小さな滝、子供があそべる水辺が整理されていて、短いけど、いつ見ても素晴らしい公園だと思う。
ここを皮切りに、江戸川区ではあちこちに親水公園が整備されるわけですが、息切れしたのか（苦笑）以後の親水公園のつくりは、もっとラフなものになった、、、と感じる。第1号のここは、気合が違うと思うのである。
何事もそうですが、初心を忘れないというのは、簡単そうで実は困難なものなのですなあ。。。
都内のささやかな花見ポタリングであったが、毎年恒例の桜並木も見られたし、満足した。もちろん、自転車であるので、花見酒は慎んだ。やはり飲酒運転はダメですからなあ。白昼堂々と、、、の度胸はない。
自宅に帰ってから、缶ビールを開けたことは、いうまでもありません。。。
