Single40'S diary

「40過ぎて独身で」と言ってる間にはや還暦のブログ

胃カメラ前夜に初鮎を食らう

胃カメラを受けた話を昨日書いたが、もちろん、昨日は珍しく禁酒した。おかげで、目覚めがすっきりである。酒抜きも良いな、と思うのだが、おそらく、本日から飲んでしまう、、、、だろうな。。。

 

胃カメラをすると酒を断たなければならないのは、消泡剤の影響やら、あるいはカメラで胃に軽い擦り傷ができている場合もあり、刺激を避ける意味もあるようだ。で、何度かやっており、それを知っている私は、禁酒に備えて前日に思い残すことがないように飲んでおいたのだった(苦笑)。用意周到なのだ。

 

で、いつもの隠れ家にのそのそと出かけて、食ったのはこれだ。今年の初鮎である。

初鮎2024年5月

やっぱり塩焼き。ワタの上品な苦みが、酒にピッタリなんである。たまらん。

季節ものなので、そのほかに、いけすにいた車エビを刺身にしてもらい、アタマと尻尾は揚げてもらう。

ワラビのおひたし。小エビと山菜をかき揚げ。アナゴの柳川といったところ。

さいごに、焼きおにぎりを出汁茶漬けにして締め。デザートは、プルーンのコンポートだった。そこだけフレンチ(笑)。たまに、オヤジがやってみたくなるらしい。

 

毎年、この時期になると、やっぱり鮎が食いたくなる。鮎を食うと、子供の頃、父がよく釣ってきたのを思い出す。どういうわけか、私は子供のころから鮎が大好物で、父はアユ釣りが解禁になると釣りに出掛けたものだ。小さめのやつを、背ごしにして食べるのが好きだった。子供のために、釣りざおを担いで出かけた父も、今は亡い。

こんな年齢になってから、初めて思い出して、有難さにやっと思い至る。すでに手遅れである。

いつか、父と再会できたら、必ず礼を言おうと思っている。