Single40'S diary

「40過ぎて独身で」と言ってる間にはや還暦のブログ

母のがん告知

今朝ほど、母から電話があった。

私は毎週末に、必ず母に電話することにしているので、また定期連絡?かと思ったが、今日は違った。

今週受けた大腸内視鏡検査の結果だが、がんが見つかったということであった。

 

きっかけは、母の膵臓の嚢胞検査である。これは異常なかったのだが、ついでにやった血液検査の結果で、肝臓の値が良くない。で、ついでに肝臓のMRIをやったところ、嚢胞を発見。で、その嚢胞を検査したら、おおかたの予想を裏切って悪液質だった。とはいえ、小さいものなので、吸い出すのは簡単なのだが、そこで主治医が「おかしい。肝臓の悪性の嚢胞が発生するのは普通はあり得ない。どこから転移したのではないか」と言い出した。しかし、胃はすでに胃カメラやっており異常なし。膵臓は異常なし。肝臓はかくのごとし。で大腸は?という話になったのだが、母は毎年、健康診断で便潜血の検査を受けており異常なしなのである。しかし主治医は「そんなもの、あてにならん」と言って、大腸内視鏡検査を入れた。そうしたらビンゴだったわけだ。

 

昔と違って、今はがんも治るケースが多くなったので。がん告知は普通にするらしい。

母は「すでに80だし、もういいです」などと言ったようだが(!?)主治医が「いや、まだ元気なんだし、もったいない。治療しましょう」ということで、外科にわたって手術前検査を行ったようだ。大きさ的には内視鏡でやれそうなのだそうだが、問題は深さである。すでに肝臓にとんでいるのは、気になる情報だ。

 

とはいえ、もはや手遅れ、という段階ではない。まだ切れるわけで、それなら、まさに医者のいうとおり「もったいない」と思うのだ。命は大事である。

 

私の家はガン家系で、祖父も祖母も大叔父二人も、みんなガンでやられている。父だけがガンにならずに、認知症で亡くなった。

母も胃がんをやったのだが、手術して助かって、もう10年以上になる。それで「お役御免」かと思っていたのだが、、、そうはいかなかったようだ。

それでも、なんとか、今回も無事に回復してほしいと願うばかりである。自分の家族の命に「もう充分です」とは、なかなかならないものだと思うのですね。