Single40'S diary

「40過ぎて独身で」と言ってる間にはや還暦のブログ

日シリ進出について思う

わが横浜ベイスターズは、見事にCSシリーズ決勝で巨人をフルゲームの末に撃破し、日本シリーズ進出を決めたのである。

そう、世にいう「3位チームが日本シリーズに進出する」という「下剋上」を成し遂げたのである。いわば、地方の守護ですらない、せいぜい守護代クラスの大名が上京して天下分け目の決戦に挑むようなものなのだ。素晴らしい。

 

実は、この構図は、あの2017年、ラミレス政権時と同じなのである。

ラミレス監督のもと、見事下剋上を果たしたわがベイスターズだったが、当時のソフトバンクは完全体の柳田やら全盛時の今宮、究極守護神のサファテまでいる、おそらくソフトバンク史上最強のチームだった。

あっというまにボコボコに叩きのめされて3連敗したあと、なんとルーキーの濱口投手があわやノーヒットノーランの快投を成し遂げる。この濱口という選手は、通称「濱口ガチャ」と呼ばれており、ゲームセンターのガチャガチャのように「回してみないとわからない」のだが(苦笑)見事に絶好調を引き当てると、まさに無双の投手になるのだ。外れたときは、四球連発で自滅して1回も持ちませんがね(泣)

ここで息を吹き返したベイスターズは、5戦目も今永投手が奮闘して勝利、勢いを引き戻す。そして運命の第6戦、延長戦に突入してソフトバンクの最強守護神サファテ投手が実に3イニングを投げるという展開になる。サファテ投手を打ち込めないベイスターズは、山崎康晃投手が、元ベイスターズの代打内川にホームランを打たれて終了してしまうのだった。あまりにも劇的な幕切れであった。なお、シーズン中にもない3イニング登板をしたサファテ投手はこの試合で故障してしまい、以後、復活なく終わる。最強守護神を破壊した戦いでもあった。

 

さて。今回のソフトバンクだが。

日本ハムを相手に1試合も勝たせることなくパリーグを制したので、まさに最強チーム。普通に考えて、セリーグ3位のベイスターズにチャンスはない(苦笑)

しかし、である。野球は、やってみないとわからない。あの2017年の借りを返したいと、ベイスターズファンなら誰でも思っている。

 

さあ、今度こそ!と意気込んではいるのだが、、、、本音を言えば、ストレート負けは勘弁してほしい、1試合くらいは勝ってくれ、、、ま、横浜というチームを知りつくしているだけに、、、そう思ってしまうのであります。。。