都議選ですが、盛り上がらない選挙ですねえ。
もちろんコロナ対策がありますので、密になるわけにもいかない。人だかりを集めて気勢をあげるわけにいかない、というのが一番でしょうな。
しかし、ほかにも理由があります。
まず小池都知事が都民ファーストの応援に出ない。ご本人いわく「コロナ対策もやらなきゃならない、五輪もある、選挙なんかやっているヒマがない」ので、そりゃそうだろうな、とは思うのですが、まあ、そのあとの国政復帰を狙って死んだふりなのかも?とか。
名うての戦上手で、戦闘能力なら随一の名将ですからね。
このまま、大人しく、、、じゃないと思うんですけどね。どうだか。
都民ファーストが低調なら自民党が大復活、おおいに強気に、、、と思うわけで、実際に事前の情勢調査はそんな感じなのですが、当の自民党も盛り上がらない。
なにしろ、五輪開催をめぐって、ずっと都民に抵抗感がつきまとっていますからね。あの産経の調査で、菅政権に「支持しない」が過半数。その逆風は、とりあえず自民党に来ますからね。
かといって、立民あたりが漁夫の利を得るほどの強さもサラサラないわけで(苦笑)
各党がみんな弱いという、なんじゃこりゃ?状態の選挙戦なんですな。
まあ、最弱決定戦というところか。
都民にとっては消去法の選挙になってしまいます。もちろん、常に選挙というのは消去法なんですが、それしかないというのもねえ。
すべての党が弱い選挙ですが、実は都議選は国政選挙の前哨戦なので、その後の国政を大きく占う意味で重要なんですね。
はてさて、どんな結末になるのか。
じつに興味がありますなあ。