最近、物価の値上がりがジリジリと続いております。
食品の値上げは相次いでおりますし、故郷の母は「暖房の灯油代が高くて、電気のほうが安い」とこぼしております。
なんでこうなっているか？
もちろん、報道のとおり、コロナからの経済回復が各国で続いて、いきなり需要が増えたためモノ不足に陥っているからですね。
日本もコロナ対策で、国債をばんばん出したので、お金が溢れております。
通貨安、円安なので物価高。考えてみれば当然です。
ところが、よく指摘されるように、物価が上がっても労働者の給料が増えない。
円安というおとは、実質賃金が安くなっていることを意味するので、企業は安く人を雇えることになる。よって失業率は低くなるわけで、貧乏なかわりに失業者は少ない社会になっておるわけです。これって社会主義、、、じゃなくて「新しい資本主義」でしたっけね（笑）
しかし、それでも実は「日本はデフレ脱却していない」のです。
実は、政府の言うインフレ、デフレの基準になる「コアコアCPI」というやつは、いろんな要因で価格変動が大きいから、という理由で食品やエネルギーの価格は対象外なのであります。
しかしですねえ。世の中に、食品もエネルギーも買わない人間がいるのかしらん？
そう考えると、コアコアCPIって、いったい意味あるのかなあと。
で、思わず。
これは「ずっと金融緩和を続けるための」陰謀なのではないかと思いついたわけです。
ええ、陰謀論です（笑）
きっと、世界を支配するロスチャイルドか米国の影の政府が日本政府に命じて、日本円でずっと米国債を買わせるために（爆）
ま、、、何も勉強しないで他人様の垂れる講釈を鵜呑して「俺は世界の秘密を知っている」と勘違いする人生も一興かと（苦笑）
ま、笑い話の類ですね。
冗談はともかく、米国の株価もいよいよ利上げの観測で下がりだしております。
なんのことはない、今まで膨らんでいた分がしぼんでいるわけですが。
仮想通貨なんかはもう笑えますね。
今まで株式市場に溢れていたお金が実物市場に移動すれば、それだけで物価は上がります。問題は、そこで賃金が上がるかどうかですが、、、
どうも、スタグフレーションになりそうな予感。
もしそうだとしたら、今は序の口でしょうなあ。。。
