私は40代の頃から、ずっとBOSHEシリーズを愛読しているのである。
その偏愛ぶりは、なにかちょっと一仕事片付けたときに読む(逆にいえば、一仕事してない時は読まない!)ことに限っているくらいだ。
安堵と開放感の中で楽しむことにしているので、ただ暇を持て余して読む、という形にしたくないと意地になってさえいる。
そんなBOSHEシリーズが、実はアマプラでオリジナルビデオになっていることを知った。1ヶ月前くらいから、週末などにちょこちょこと見出した。
最初は役者のイメージが私のアタマの中のボッシュのイメージとは違いすぎてぴんと来なかったのだが、だんだん慣れてきて、今は「まあ、いいんじゃないの」と思っている。
すでにシーズン6を見ているので、、、ワンシーズンが45分×10エピソードである。つまり、450分。シーズン5までで450分×5=2250分。つまり37時間半である。
今計算しておどろいた。うへー、である。
しかし、これがなかなか良くできているのだ。
シナリオはボッシュシリーズの小説から適当に継ぎ接ぎして、登場人物もアレンジしてある。ミッキー・ハラー弁護士は登場せず、かわりにとても腕利きの嫌味な女性弁護士が出てくる。
最初はボッシュと対立するのだが、そのうち、お互いに手腕を認めあう関係になったりする。
最近では、これを寝る前にスマホで1エピソード眺めてから寝るくらいである。
何をやっているんだ?俺は??と思わないでもないが。
面白いものは仕方がないのである。
ただ、そのぶん、読書量は確実に減る。
これを補うためには、禁酒をすればいいのだ。わかっている。
そうだ、今日から禁酒しよう!残り時間が少なくなりつつある人生だ、もっと時間を大切にしよう!
昨日も、そう考えた。
一昨日も、そう考えた。
そして、今日もそう考えている。
もちろん、実行したことはない。。。