Single40'S diary

「40過ぎて独身で」と言ってる間にはや還暦のブログ

本をどうするか

この家に引っ越してくる前は、赤羽にほぼ一軒家を借りていたのですが、そこは本を詰めたダンボール箱で埋まっておりました。

で、こっちに引っ越してくるにあたり、とてもじゃないが収納できないので、大量に処分をしたのであります。

絶版本は除いて、どうしても再読したくなったらまた買えばいいだろう、と。

予想したとおり、そんな本はめったに無い。いくつかのSFくらいでした。

ほんの数冊。まあ、そんなものでしょう。

 

で、こっちに引っ越してから、また本を買って読んでいるわけですが、基本的に読み終えると処分しています。しかし、気に入った本は再読の可能性があると思って、手元に残しております。

で、その本が10年もすると、かなり溜まってくる。

安普請の建売住宅の押し入れに負荷をかけているのは、あまり気分がよくない。

しかし、であります。

いざ処分するか、と思ってタイトルを見ると、みんな思い入れがある本(といって再読するわけでもない)なので、やっぱり怯むわけですね。

そうして、一冊一冊増えてくる。

うーーーむ。

 

電子書籍にすればいいじゃないか、という意見はありそうで、それは一つの解決策ではあります。しかし、私はアレは釈然としない。

読み終わっても古本屋に売れないというのは、本を「買った」とは言えなくて、単に「借りてる」だけだと思うんですね。電子書籍ではなく、電子図書館ただし有料じゃないかと。

それに、紙の本はなんといっても読みやすい。私のように目が悪い人間はなおさら。

 

で、また本が溜まっていく。

このまま終活の時期を迎えることになるのだろうが、はて、どうしたものかと思うわけです。

もっかの疑問は、いよいよこの世とお別れの時期が迫っているとした場合に、今溜め込んでいる本を再読をするものだろうかと。

なんとなく、それでも「一冊でも多く読んで死にたい」と考えて、新刊を読みそうな気もする。じゃあ、溜め込んでいる本は何なのか?となるわけです。

ま、その時が来るまでわからないのでしょうが、こんな悩みは読書家には共通だろうと思うのですがねえ。

みんな、本当にどうしてるんだろう?どうするつもりなんだろう?