Single40'S diary

「40過ぎて独身で」と言ってる間にはや還暦のブログ

お前はもう死んでいるがゾンビのようだ

浦議員が辞職。どうやら検察に起訴されることは確定で、そうなると有罪判決をもらって議員失職である。失職するよりは辞職のほうが退職金その他でマシなので、本人から辞職願。まあ「詰んだ」わけである。

 

これで岸田政権にさらなるダメージ、、、なのだが、しかし。

もはや「また?」でしかないというのが世間の感想ではないかと。

内閣改造して、はや閣僚辞任が3人め。

すでに支持率は低下するだけ低下して、あとは「なにがなんでも自民党」の鉄板支持層が残るばかり。これ以上下がりようがない。

普通なら、これですでに岸田政権は「お前はもう死んでいる」なのだ。

 

しかし、岸田首相は続投の意志を失っていないようだ。

おそるべし精神力と褒めたいが、実はそうではないのだと思う。この人は、ほんとうに決断力がないのだ。普通の人なら降板するべき場面なのだが、その決断が出来ないという(笑)決断力のなさは、こんな場面でも相変わらずなのであった。

 

さらに、周囲の長老連中の思惑もある。

もしも岸田降板となれば、次は誰だ?という話とセットである。国民的な人気が高い河野太郎あたりだと、一応麻生派なので、麻生さんの世代交代論と一緒になる。まだまだやりたい麻生さんは、河野太郎が嫌なのである。よって、出馬を許可しない。

じゃあ高市さんあたりを立てるかというと、それはない。安倍さんの作戦で、河野太郎の票割れを目指して立てられた当て馬候補だったと皆が知っている。その当て馬が、ウマウマと本物になりました、では納得できないのだなあ(苦笑)

つまりは、次がいない。

 

かような状況の中。

「お前はもう死んでいる、、、、」なのだが、死ぬ勇気もなく、さりとて介錯人もいない岸田さんは、ゾンビのように生き延びるばかり、というわけで。

 

真夏でもあるまいに、実に奇怪な年末の政界なのでありますな。。。。