Single40'S diary

「40過ぎて独身で」と言ってる間にはや還暦のブログ

最低でも勝てます

自民党の支持率が、麻生政権時代の下野前を下回って10%台の前半で最低を記録したそうだ。派閥の裏金問題が多くの国民の怒りと呆れを呼んでいるということであろうか。慌てた自民党は、岸田首相の宏池会をはじめ、安倍派の清和会、二階派の志師会も相次いで解散を表明。一方、立件されなかった麻生派は存続するようだ。これで、自民党議員の7割が派閥へ所属しないことになる(表向きは)。大激震である。

 

こうなると、いよいよ総選挙で自民党は大丈夫か?という話になるのだが、実は案外に戦えると思う。麻生政権当時とは、相手の強さが違うのである。

あのときは、バルカン政治家の菅直人、無尽蔵の資金源の鳩山、選挙の鬼の小澤という一級魔法使いどもが敵であった。

しかし、今の野党は、三級魔法使いすらあやしい。自民党の支持層が離れて、他の党の支持率が増えるか?といったら増えない。無党派が増えるだけなのだ。

今の野党には大同団結できるだけの器量があるリーダーも不在であるので、群雄割拠といえば聞こえはよいが、ようは戦国大名になれない国人豪族レベルが騒いでいるだけである。各選挙区で各個撃破。これで自民党は勝てるのである。支持率が14%であろうと、相手が5%以下の雑魚ばかりであれば、小選挙区で負けることは、まずない。

 

なんだかんだといっても、実際の小選挙区での選挙は一騎打ちである。政党別に見れば、話は簡単で「いいタマを用意できたほうが勝つ」のである。なんでこんな政治家ばかりなのだ?!と嘆いて選挙の投票など行かない人も多いのであるが、投票にいきましょう!と言っても、実は結果は大して変わらないと私は思っている。

 

なぜかって?だって、考えてもみてもらいたい。

あなたの周囲の「マトモな人」が、選挙に出馬しようと思うだろうか?(苦笑)そんなわけ、ないですよね。選挙に出るというのは、今の世の中では、はっきり言えば「ちょっとアブナイ人」だけだ。まともな人は、選挙になんか、出ませんよ。あなたの友人知人をご覧なさい。ね?

だから、こういう政治になるのである。むべなるかな。