Single40'S diary

「40過ぎて独身で」と言ってる間にはや還暦のブログ

陣痛のことを思え!

どうも、骨折した親指がうまくない。付け根が折れてしまったため、せっかく引っ張って治したが、また骨がずれているという。
「このままだと、どうなります?」
「もちろん、くっつきます。しかし、曲がってくっつきますから、ものを掴むときにちょっと障害が残るかもしれません。あなたが老人であれば、無理にすすめませんが、手術したほうがいいのでは」
私は考えた。
どのみち、全治6週間である。冬は、自転車に適した気候ではない。
だけど。
春になって、自転車に乗って、満足にブレーキレバーを引けぬでは悲しいではないか。
「手術したいと思いますが」
「麻酔は局所です。安全ですから。しかし、骨の中までは、麻酔はききません。ちょっと痛むと思いますが。骨を支持するために、針金を入れます」
私は、それでも自転車に乗りたい!私の人生の友なのだから。
「他の人はどうしていますか?」
「皆さん、我慢しています」
決まった。
「では、早いうちにしてください」
「それなら、明日にでも」

本当は、痛いのは大の苦手だ。
そうしたら、我が社の主婦子供アリ女性社員が言った(我が社は育児休暇をとってもちゃんと復帰して働いている社員がいる。社長と私のささやかな信念である)
「そんな痛みなんか!陣痛を思え!!」
そりゃ無理だわな(^_^;)

でも、おかげで覚悟は決まった。粛々と、針金をこの親指に入れて貰おう。愛車が春と一緒に待っているのだからね。