余計なお世話をやいてはいかん

どうでもいいことですが（笑）北朝鮮の「無慈悲な攻撃予告」が何度も繰り返されています。
平壌の各国大使館員に、10日までに出国するよう要請があったとか。

しかし、なんですなあ。
世界最強の米国相手に、たび重なる攻撃予告。
おまけに、日本にも「射程内だぞ」と。
この緊張高まる中、偉大なる将軍様のご親切を忘れない心遣いに、まことにいたみいります。

さすれば、まことに老婆心ながら、私も将軍様に、親切心で申し上げたいことがあります。

かつて、日本は米国相手に「真珠湾攻撃」というのをやりました。
時のルーズベルト大統領が知ってか知らずか、まあ分かりませんが、我が国は地球半周に等しい距離を航海して、かの世界最強国家を突如襲撃したのであります。
くやしまぎれに「リメンバーパールハーバー！」と叫んでおりましたが、マサカ、あれほどの損害を被るとは思っておらなかったでありましょう。
水深の浅い真珠湾内では、航空機による雷撃戦は不可能と思われておったからで、これを可能にしたのが我が海鷲達の猛訓練でありました。
おかげで、米太平洋艦隊の主力戦艦はボロボロ。
やむなく生き残った航空母艦を主力として機動部隊が編制され、おかげで我が国は劣勢に追い込まれていくのですが。
まあ、それは余談です。

つまり、ですね。
本気でやるときは、そりゃ黙ってやるものであります。
力が劣るときは、不意をつくしかございません。
だまし打ちといわれようがなんだろうが、四つ相撲で勝てない場合は、立ち合いで勝負するしかないのであります。
それが兵法の常道であります。

しかるに、偉大な将軍様は、何度も予告をなすってらっしゃる。
そうすれば、これはいよいよ米国は準備万端そなえるわけで、とてもではございませんが、不意打ちになりませぬ。
余計なお世話でありますが、やるときは黙ってやらねば。
かのビンラディンをご覧なさい。
ああして、突如襲い掛かるのが良策でありますぞ。それを、いったい、どうして予告など、、、

あ、そうか。。。
本当にやる気はないんだと。。。ははあ。。。つまりは強請タカリでありますから、そりや黙ってちゃあ商売にならないわけで。
「しゃべってナンボ」でしたな。

これは失礼いたしました。とんだ老婆心で、、、いや、申し訳ございません。。。